偏読日記@はてな

本を読んだりゲームをしたり、インターネットの話をしたりします。小説も書きます。

ブログ開設10周年(+ハンドルネーム13周年と3ヶ月)

新年あけましておめでとうございます。

というわけで、去年から(少しだけ)予告していたはてなダイアリーへの移行完了。 今後はこっちで日記を更新していく事になります。 ゲームレビューやブックレビュー、企画テキストは変わらず本家サイトのほうにアップしていくので、本家ともどもよろしくお願いします。

一般人もすなるblogといふものを、俺もしてみむとてするなり。 - 偏読日記@はてな


あれはまだ留年して2回目の大学4年生だった2006年の1月。それまでWeb日記サイトをやっていた俺は、周囲でBlogへの移行が進んでいたこと・はてなブックマークを当時よく使っていたことからはてなダイアリーへの移転を行いました。

気がつけばあれから10年。
開設当初の毎日1~2記事を更新し続けた勢いはなくなったものの、まさかこれほど長期間にわたって更新を続けることになるとは思っても見ませんでした。


SNSTwitter)の隆盛から一転してこの1~2年ほど「ブログブーム」が再び来ている感触がある昨今ですが、10年も更新を続けているとこちとら今回どころか前回の「ブログブーム」(2005~2007年くらい)からの浮き沈みを乗り越えてきているぞという謎の上から目線になってしまいますね。こうも長くやっていれば多少の栄枯盛衰などものともしませんよ。




そして、もう3ヶ月過ぎてしまいましたが、2002/10/5 本家サイト「偏読日記」の開設と共に生まれたインターネット人格"a-park"も、ついにこの2015年10月で13周年を迎えました。

13年ですよ13年。俺がサイト開設したときに生まれた子が中学生になる時間ですよ。俺はことし33歳なので、ついに人生のおよそ4割は"a-park"として過ごしたことになってきました。こうなりゃ目指せ5割越え!!



以下、毎度おなじみのRSS登録者数などの現状記録

「早さ」での勝負を越えて ~これからニュースサイト(個人キュレーションサイト)を始めるなら ~

これからニュースサイト(個人キュレーションサイト)を始めるにはどうすればいいのか - orangestarの雑記

上記の記事を読んで思ったことを少し書いてみます。


いま改めて「ニュースサイト」を運営するに辺り俺が気になるのは「サイト更新」速度の、SNSでの情報流通速度に対するどうしようも無い不利。
あらゆる分野の専門家・マニアが自分の「専門」についてのニュースを24時間365日いつでもSNSで発言してそれが拡散される現状では、速報性では個人でキャッチアップするのは難しいのではないかと。情報の流通が高速化しすぎてTwitterを眺めていると早いときには「流行のネタ」が6時間サイクルくらいで移り変わっていきますからね。1日1回更新のニュースサイトでは勝ち目はありません。

ではどうすれば良いのか。
早さで勝てないなら、早さで勝負しなければ良いのではないか。

と言うことで俺がふと思いついたのが Webの噂も75日 ということで75日前にバズった題材のその後の動向あえて紹介するサイト。
この場合取り上げる題材に専門性は必要なく、

  • 社会ニュース
  • SNSでのトレンド(ネタ画像/大喜利

辺りの、ごくごく一般的なもので構いません。
これらについて75日前に何が流行していたか、サイト更新までの75日間でどんな変化が起きたかを伝えるサイト。


とかく情報が流れていくばかりでストックされず、流行がどんどん入れ替わるWebにおいてこういう立ち位置はだいぶ珍しく、ヒットするかどうかはともかくほぼ誰も手を出していないブルーオーシャンがあるんじゃ無いかと思うんですよね。

リアルインターネットおじさん・a-park12歳

2002/10/5 偏読日記の開設と同時に生まれた"a-park"も、ついに12歳になりました。
さすがに10年を越えると記念日がどうでもよくなってくるのか、ついに今年は当日に更新するのを忘れていて一ヶ月遅れの記念記事となってしまいました。

昨年の10周年の際は数日前から記念にどんな記事を書こうかと考えていたものですが、11周年の今年は当日の夜になるまで完全に忘れていましたよ。歳をとってくると誕生日が特にありがたみがなくなってくるのと同じようなものというか、既に自分が"a-park"で有り続けることは当然のものになっているというか。

11歳になりました - 偏読日記@はてな


ちなみに去年はこんなことを言ってます。これでは13歳になる来年は記念記事の執筆そのものを忘れてしまうのでは……

12年もこうやって積極的にインターネットで活動しているとると完全に"a-park"は俺の人格そのものになっていて、ここ3年くらいは"a-park"として新しく知り合う人の方が圧倒的に本名より多いですしね。もう俺はインターネットと一体化しつつある。



以下、毎度おなじみのRSS登録者数などの現状記録

関連記事

とある小説同人誌サークルの夏コミ宣伝

2014年夏コミは3年ぶりにオフセット印刷の新刊を当日1週間前に入稿しており、時間的余裕があったのでかつてないほど事前宣伝に時間を割くことが出来ました。
せっかくなのでどのような手段を用いたか、どの程度の効果があったかを記録しておこうということで記事にまとめてみました。


今回のコミケで実行した宣伝手段は以下の通りです。

  1. Twitter(自分で投稿)
  2. TwitterアキバBlogに投稿依頼)
  3. pixiv
  4. はてなダイアリー
  5. 大判ポスター
  6. オビ

これら一つ一つについて、具体的にどうしたのか・どの程度の効果があったのかについて書いてみます。

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Twitterを始めてから7周年、俺は30歳になっていた

Twitterからの通知メールを開いたら、見たことが無いこんなメールが来ていました。
どうやら各ユーザーがTwitterを始めた日に何周年だと知らせてくれるようになったようです。

2007年9月初頭に始めてからはや7年、ここしばらくは自分がいつTwitterを開始したかの日付を意識しないまま過ごしていたのでこのメールをもらったときには驚きました。もう7年も経ったのかと。
7年前当時の俺は23歳で、すなわち自分は20代のほぼ全てをTwitterと共に過ごしたことになります。当時の自分が大学を卒業して働き始めて1年目だったのを思い起こすと遠い目をしてしまいますね。

しかしこの7年をTwitterで時間を空費したなどとは全く思わず。むしろTwitterが無かったら、おそらく俺は全く違った人生を送っていたのでは無いかとすら思います。
ここ数年のプライベートの活動でTwitterでの自分と切り離されたものはほぼ皆無ですし、なによりTwitterを始めて以降(=就職して北海道に引っ越してきて以降)新しく出来たプライベートの友人知人の98%くらいがTwitter経由ですからね…… あらためて数えてみるとちょっと自分はインターネットと一体化しすぎている。


7年の間にアカウント"@a_park"も、Twitterというウェブサービス自体もだいぶ変わりました。巡回先のはてなダイアリーの書き手を主にフォローしてせいぜい3桁フォローフォロワーだったあの頃から今では1600フォロー3000フォロワーという大きなアカウントになり、ごく限られた層だけが使っていたTwitterは皆に知られるサービスになりました。


昔が良かった、いや今の方が良い、なんて話をするつもりはさらさらありません。




むしろいま考えているのは、年頭に記事にまとめたこのあたりのこと。
Twitterに類するフロー型のマイクロブログの概念が滅びることはないにせよ、そろそろ「次」が来るのでは? といろいろと目を配っているところです。


余談


2007/9/2 2:52 記念すべき俺の第一声。




第二声。



あれから7年、まだヱヴァ新劇場版が完結していないなんて当時は思っても見ませんでした……