偏読日記@はてな

本を読んだりゲームをしたり、インターネットの話をしたりします。小説も書きます。

ヲタ化必要エネルギー

id:Kadzukiさんとこのヲタ度進行図(仮題)を見て、俺は


「嗜好が極端になる」→「市場の商品に満足できなくなる」
              ↑
             今ここ


かな、なんて思ってたんですが勢いあまってこれを元にグラフ描いてみました。


イメージとしてはポテンシャルエネルギー曲線とかそんな感じで。
原点を一般人として、x軸をヲタク度の進行具合・y軸をそれに必要とするエネルギーにすると一般人→ヲタで最初のエネルギーの壁があって、そこを超えるといったん極小値を取るので大多数のヲタはそこでいわゆる「安定した状態」になってしまいます。
進むにも戻るにもいったんエネルギーの高い状態になる必要があるため、そのままそこから抜け出せなくなってしまうわけですね。


しかし一部の「エネルギーの高い人達」が次の同人の壁を越えて向こう側にいってしまう事に。
ちなみに同人の壁より向こうは進めば進むほどエネルギーが低い(=安定した)状態なので、一度落ちればひたすら突き進んでいく事になりますね。
さらに兄弟や友人がヲタだったり知り合いが同人サークルやってたりすると、もともと「エネルギーの高い」状態に居る事になるので壁を乗り越えやすかったりとか。


……なんてのを妄想してみましたけどどうでしょう?
あとは誰かパラメーターとグラフがこういう風になる数式を考えてくれれば完璧なんですけど(←無理です)



※追記※(2/8)
コメント欄に寄せられた数式でグラフを描いてみるとまさに俺の描いたとおりのものが出来ました。

いと播き氏Thanks!!)


0<X<1の範囲で成り立つので、この場合Xの値はその人全体を1としたときのヲタ成分の占める割合と考えると良いかも。
つまりX=1(グラフの右端)まで行き着いたとき身も心も完全にヲタに染まったという事。
あとはY軸すなわち必要エネルギーの単位が判れば完璧ですね。



それとid:lastlineさんとこのヲタ化の化学反応論も触媒やらトンネル効果やらの考察が面白いです。
壁の越えにくさ&いったん越えた後の戻ってきにくさを表現するものとしては化学ポテンシャルベースのこちらの方がわかりやすいかもしれません。