偏読日記@はてな

本を読んだりゲームをしたり、インターネットの話をしたりします。小説も書きます。

「ユリイカ」のニート特集でW桜の話に終始した某氏に漢を見た日

それニート関係ないよ、とか言う以前に「All You Needs Is Kill」「GOSICK」「砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない」辺りを読んでないと何言ってるかすら判らないあの記事には感動すら覚えました。
というか単純にファンなのかもしれないです。


それにしても、桜坂洋は最近の新人ラノベ作家の中では他を差し置いてこういった「文芸批評」な人たちからやたらと言及を受けている気がするんですが気のせいでしょうかね?
それほど特異な作風というわけではないと思うんだけどなぁ。





そんな今日はラノベの読みすぎで鈍った俺の頭を鍛えなおそうと、

さすが支那派遣軍、俺達に出来ない嘔吐性ガス大量使用を平然とやってのける、そこにしびれるあこがれる!! 
(けして毒ガス使用を賞賛してるわけではないですよ。誤解なきよう)
って感じで大学図書館で見つけた「毒ガス戦と日本軍」をテスト勉強の合間に読んでました。


で、敗戦前後の隠蔽処理&進駐軍による投棄処理の項を見ていて唐突に思いついた単語、それは


「ガスマスク巫女」


……ええ、自分でも頭おかしいと思います。
突然啓示を受けるというか電波受信というか頭の中に単語が浮かび上がってきたんですよ。
突拍子のなさではチアリーダー忍者も真っ青です。


そして思いついて以来ガスマスクをした巫女さんが境内に打ち水をするがごとく手桶とひしゃくでイペリット(マスタードガス)を撒毒している光景が頭の中から離れてくれません。誰か助けて。


しかし、考えようによっては巫女さんという日本の古い価値観を象徴し、清浄である事を義務付けられた存在が大量破壊兵器である毒ガスを使って大地を汚染するという醜悪な光景は「日本の侵略を暗示する」なんて言って現代アートにでも出来そうですね。

とりあえず現時点で検索してみた限りこんな事考えてるのは日本で俺一人っぽいので、題材として使うなら今のうちですよ現代アートの人達!!(ネタがあまりに特殊すぎて誰も使わない予感)