偏読日記@はてな

本を読んだりゲームをしたり、インターネットの話をしたりします。小説も書きます。

DEFCON


(↑大西洋上空を行きかう大陸間弾道弾の雨)


【4Gamer.net】[体験版]DEFCON


起動すれば画面に広がるのはワイヤーフレームの世界地図と数種類の兵器アイコン。
音量を抑えたBGMに混じるすすり泣きと咳。
「CHCAGO HIT 1.2M DEAD」「BERLIN HIT 2.1M DEAD」 と淡々と流れる死者数。


ネタが核戦争という時点で相当アレですが、なんと言うかやっていて寒気がしてくるゲームですよ。
地上目標攻撃の手段が核しかないとか狙ってやってるんだよなきっと。

タイミング合わせて飽和攻撃を仕掛けた際の画面を埋め尽くすミサイルの群れはある種の神々しさすらあります。



そしてただ飽和攻撃で押しつぶす大味なゲームになっていないところがなんともまた。
登場ユニットの中で唯一核ミサイルサイロだけが敵のミサイルを迎撃する機能を持っており、かつこちらが核を発射している間は迎撃機能が停止します。
なので「いつ撃つか」というのがかなり重要で、対人戦(ネット対戦が最初から可能です)の場合タイミングの読み合いがかなり熱いです。
焦って地上発射ミサイルを撃ってしまった敵サイロに、敵国沿岸に潜ませた戦略原潜からありったけのSLBMを叩き込む快感といったらもう。
……快感とか書くと不謹慎極まりないのは判っていますけど。