- 出版社/メーカー: ナムコ
- 発売日: 2007/11/01
- メディア: Video Game
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AC6を買いもしないでシナリオに対する印象に違和感を感じてる私。
月鎌/Fの中のMの中のF
ただ、大人数集めてドンパチやろうとするとどうしても「普遍的に見えるもの」を持ち出すしかないのかなとも思うわけで。
たとえばインディペンデンスデイとか、地球防衛軍とか。
難易度ノーマルで一周クリアしたので反応してみる。(今はEXPERTで再プレイの途中)
今回は少なくともプレイヤー自身に関して言えば徹頭徹尾軍人、指令をうけて戦っていくのみでストーリーなどあってないようなものです。。
ミッション間のムービーで語られるお話はプレイヤーと全く関係ないところで民間人や敵国軍人なんかの運命が絡み合い、最終的にプレイヤーをも巻き込んで戦争の終結へ、となりますがこちらはいまいち。
正直言ってストーリー的な盛り上がりはシリーズの中でもだいぶ低い部類に入るのではないかと。
が、ミッション中のシチュエーション燃えに関して言えばシリーズ随一。
僚機と2機きりで30機近い敵編隊に包囲され、これは流石にもう駄目かと絶望に打ちひしがれていたところで「応援に来てやったぜ!」と言って味方がこれまた20機ぐらい現れた瞬間は心の其処から嬉しくなりました。
これまでなら「応援に来る」というイベントが発生しただけで結局敵機を落とすのは全てプレイヤーだったのが、「6」では味方機がかなり働く(毎ミッション敵勢力の半分は味方機が落としてます)ので上記シチュエーション後は30VS20(+プレイヤー&その僚機)の大乱戦に突入。
ACシリーズをやってきて味方機の応援がこれほどありがたく思えるのは「6」だけです。思わず例のシーンでは叫んじゃったよ。
他にも地上部隊を支援して飛行場奪還、上空で空中戦が続く中で着陸して補給&修理なんて事が出来るのも
ミサイルを回避しながら滑走路上空に高速で突っ込んだ後に無理やり減速し超乱暴な接地で着陸、補給後上空を飛び交う敵に狙われないかと怯えながら滑走して離陸とかもう最高でした。
が、こういった味方部隊と連携して作戦を遂行するというところにかなり主眼が置かれているのが「6」なので、シナリオそのものと微妙に食い違いが発生しているのもまた事実。
システムとミッション内容とミッション中の展開が「戦うことそのもの」を完全に肯定しているのに、ストーリーの方では中途半端に平和への願いみたいなことを語ろうとするから齟齬が発生し、それが終盤がいまいち煮え切らず燃えない原因に繋がっているのかもしれません。