偏読日記@はてな

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20アクセス/日以下の羅列型ニュースサイトの運営に人間はいらない - 「ニュースサイト構築実験」結果報告

羅列型ニュースサイトなんて人間がわざわざ運営する程のものじゃない - 偏読日記@はてな

と、煽りにも程があるエントリをアップしたのは去年の11/21。
それからはや一年、俺が上記エントリで公開したスクリプトによる完全自動生成羅列型ニュースサイト「ニュースサイト(偽)」が、果たしてどれだけの人に見られていたのか結果を報告してみます。



Google Analyticsで集計したトップページの一年間のアクセス数はこのとおり。
6859/365 = 18.8 で、平均して1日約19人が見に来ていたことになりますね。



訪問者内訳はこのとおり。

相互リンク先を増やしたりといった「来る人を増やす努力」を全くしなかったのでほとんどは検索経由です。


公開当初こそある程度見た目を変えたりきちんと「記事」を拾ってくるように調整したりしていましたが、今年に入ってからは本当にスクリプト任せ。
春以降は24時間稼動しているHDDレコーダー兼用のサーバーが手に入ったのでcronで自動実行(それ以前は「スクリプトの実行」を俺が行っていました)できるようになり、そもそも自分が「ニュースサイト(偽)」を運営していることを忘れるほどでした。



そんな中でただ幾つかのサイトの記事とはてなブックマーク人気エントリをそのままコピーしてくるだけの「ニュースサイト(偽)」が、18.8アクセス/日という数字を出せたことをどう評価するべきなのか正直俺にはわかりません。


が、少なくとも、俺があの手のサイトに対して抱いている思いは全て発端となった例のエントリと、「ニュースサイト(偽)」が全く人の手を介さないで毎日更新されていることで説明しているつもりです。

(前略)
今回のエントリの発端となった秒刊ネットマガジンの記事は、『他とは違う何か特別な点』『どんなネタを選ぶのか興味を引かせる管理人』がある限り人間が運営するニュースサイトの必要性は無くならないと結んでいます。 逆に言えばそういった点でオリジナリティを発揮できないニュースサイトは、技術の進歩にしたがってスクリプトやツールやWebサービスが同様の機能を果たすことが出来るようになると同時に淘汰されていくのかもしれません。


「好きでやってることだからなんと言われようがどうでもいいです」「ネット巡回中に気になったネタの個人的メモみたいなものですから」とこういう記事を目にした場合のテンプレ通りの反応を返し、自分の精神的安定を保つだけじゃもったいないよニュースサイトの中の人たち。


貴方達全てが『他とは違う何か特別な点』を持ち、『どんなネタを選ぶのか興味を引かせる管理人』に為った素晴らしい世界を俺は是非見てみたい。

羅列型ニュースサイトなんて人間がわざわざ運営する程のものじゃない - 偏読日記@はてな

よく誤解されるけど、別に憎んでいるわけじゃないんだ。みんなで一緒に世の中を楽しくしたいだけなんだ。