偏読日記@はてな

本を読んだりゲームをしたり、インターネットの話をしたりします。小説も書きます。

偏読日記@はてなin2007 - 各種作品ベストと振り返り

昨年末は忙しくて書けなかった2007年の振り返り記事を今更書いてみます。
一日中引きこもって本読んでたからネタが無いとかじゃないよ?ほんとだよ?

・Blog全般状況

これまでの「1年のまとめ」なら1ヶ月ごとに運営状況とお薦め記事を挙げるところですが、今年はヒットした記事が多すぎるので割愛。

替わりにはてなブックマークでの注目エントリー一覧を挙げておきます。
はてなブックマーク - d:id:a-park の注目エントリー(2007年分)

あえてこの中からベストを上げるとすれば、【TB企画】あなたのブログの中でおすすめのエントリを教えてください2007 - 偏読日記@はてなで取り上げた3つでしょう。


また、秋以降はプログラミング熱が蘇えり約2年ぶりにギャルゲーヒロイン自動生成をバージョンアップ。
今年の俺のプログラミングにおける唯一のまともな成果といえるかもしれません。
他にもこまごまとした自分用ツールを作ったり、製作途中で詰まって放置しているものなどが大量にありますがそちらは紹介しても仕方ないのでパス。


・各種ベスト

以下はジャンルごとのベスト作品です。
出版/発売年度が2007年という事ではなく、俺が今年触れてこのBlogで取り上げた作品の中のベストなのでその点はご了承を。

DIVE!!〈上〉 (角川文庫)

DIVE!!〈上〉 (角川文庫)


感想記事:DIVE!! - 偏読日記@はてな


最高に爽快感溢れる青春スポーツ小説。これ以外の褒め言葉が見つかりません。
身も蓋も無く言えば高さ10mの台からプールに飛び込むだけの競技である「高飛び込み」を、あそこまで魅力的に描けるというのは読んでいて心底感服したものでした。

栄光と挫折、ライバルとの競い合い、自分との闘い、コーチとの信頼関係。
実に王道のスポ根ものにして青春小説です。

「後ろ踏み切り前宙返り一回半蝦型」なんて技名を書かれても具体的に何をやっているか詳しく無い身にはさっぱりなのですが、それでいて緊張感溢れる試合シーンを演出できている描写の妙がまた凄い。 下巻後半(最初に4分冊で出版された際の4巻部分)まるまる使って一試合を描き、それでいてまったくダレ無いですからね。

そして主人公三人のそれぞれ方向性の異なるキャラクターと、「得意技」等を通した飛び込み選手としての個性がぴったり一致しているのも上手いです。 三人とも最終的に選手としては相当な実力を持つに至りますが、選手としての方向性が異なるため誰が一番とは俄かに判断できません。三者三様に「強い」というか。
それが3人の競い合いになる終盤の緊張感を盛り上げることにつながり、結果的に勝者と敗者に分かれてしまいながらも爽快感溢れるラストシーンにつながっていたのではないかと思います。

DIVE!! - 偏読日記@はてな


次点としては「ウィザーズ・ブレイン」シリーズ、「さよなら妖精」「時砂の王」辺り。
特に「ウィザーズ・ブレイン」は物理ネタのみに惹かれて読み出したら4巻辺りから素で面白くなってきて、今では俺が最も新刊が出るのを楽しみにしているシリーズ物のラノベの一つです。


ウィザーズ・ブレイン(1) - 偏読日記@はてな
ウィザーズ・ブレイン(2) (3) - 偏読日記@はてな
ウィザーズ・ブレイン4(上)-6(中) 他 - 偏読日記@はてな
ウィザーズ・ブレイン6(下) - 偏読日記@はてな
さよなら妖精 - 偏読日記@はてな
時砂の王 - 偏読日記@はてな

潮風の消える海に

潮風の消える海に


感想記事:潮風の消える海に - 偏読日記@はてな

選択肢無しの4〜5時間程度で収まるボリュームながらも、プレイヤーに媚びず地に足の付いた人物造形・ある種小説的な質の高いテキストが光る文句なしの名作。

というかね、2人で電車に乗ったときに「マジ鬱陶しいんだけど」なんて言ってくるヒロインを素で出してしまう辺りが素敵過ぎる。


歴代早狩武志ゲーの中では一番とっつきやすいのではないかと個人的に思います。
僕と、僕らの夏」は裏(冬子)ルートまでやらないと真価が発揮されない*1作品ですし、「群青の空を越えて」は東西分裂日本における内戦と学徒動員と扱うネタが対象を絞りすぎですからね。


次点は迷いましたがアルトネリコ2で。
感想記事:アルトネリコ2 世界に響く少女達の創造詩 - ルカエンド - 偏読日記@はてな
RPGとしてのゲームシステム・ストーリー・キャラクター・世界観が非常に高いレベルで融合した至高の「ギャルゲーRPG」

それぞれ個々の要素のみを取り上げた場合に優れているのはもちろんの事ですが、それら全てが「アルトネリコ2」という一つの作品に向かって完全に収束して行っているのが更に素晴らしいのですよ。
もうただ歌がいいだけのゲームとは言わせません。
あと、個人的にヒロインの一人ルカの腹黒ぶりがツボに入ったというのもあります。やっぱこれからの時代は邪悪ヒロインだよ!!

魔法少女リリカルなのはStrikerS Vol.1 [DVD]

魔法少女リリカルなのはStrikerS Vol.1 [DVD]

……まず[アニメ]タグをつけた記事で取り上げている作品の9割以上がなのはStrikerS(というより他作品の感想書いてない)時点でベストも何も無い気もします。

が、毎週の放映の実況感想記事なんて慣れない行為に走らせ、軍事考察(妄想)エントリを連発させネタサイトまで作り、しまいには同人誌を書いてしまったくらい俺に影響を与えた作品なのでここで取り上げないわけにはゆかないでしょう。
正直こいつのおかげで人生変わった。

これらはベスト作品を選ぶほど沢山のものに触れているわけではなく、かといってリリカルなのはのように俺に強烈な影響を与えた作品があるわけでもないのでベスト選出はなし。
時間的制約もさることながら、地理的条件から最寄の映画館/レンタルショップに行くのが辛いのもあいまって色々と見逃してしまったのは残念です。
まともなシネコン行くだけで1時間弱かかるからなぁ。



以上、駆け足ですが2006年の振り返り記事をまとめてみました。
こういう記事は少しづつ書き溜めておかないと駄目ですね。来年は12月に入ったら準備を始めておこう。


それでは、今年も沢山の素敵な「作品」達に出会えることを祈って。
とりあえずいま読んでない/やってない/観てない本とゲームとアニメ消化するだけで2ヶ月くらいは余裕で過ごせそうなので消費本数という点では今年も問題なさそうです。いくらなんでも溜め過ぎ。

*1:そこまでにそれなりのプレイ時間を必要とする