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偏読日記@はてな

本を読んだりゲームをしたり、インターネットの話をしたりします。小説も書きます。

セーラー服と重戦車

感想

セーラー服と重戦車 1 (チャンピオンREDコミックス)

セーラー服と重戦車 1 (チャンピオンREDコミックス)

「少女と武器」というのはある種の確立された概念であり、メジャーなものと言えばといえば「セーラー服+機関銃」*1「武装メイド」「日本刀持ち女子高生」等々の様々なものが存在します。

破壊の象徴である武器と、儚い少女の取り合わせのギャップを楽しむとでも言いますか。


そして今回取り上げる「セーラー服と重戦車」といえば、タイトルからも判るとおり
女子中学生+戦車
もうどうにでもしてください。


しかし本作では「人殺しの道具」としての兵器の生臭い部分は極力取り去られ表に出ないようになっているため、か弱い少女と凶悪な兵器のギャップといった面はあまりありません。
どんなに爆発しようが髪の毛が縮れるだけで助かるギャグ漫画世界的とでもいうか。


むしろ本作で素敵なのは日常の風景の中にあまりにも自然に「戦車」が存在すること。

作中では戦車は乗って登校したり海に行ったりする乗用車のごとき存在になってます。
冷静に考えると恐ろしく無理があるのですが、勢い(と、裏にある戦車に対する深い理解)で押し切ってしまうその姿勢が素晴らしい。

この辺りは「萌えよ戦車学校」シリーズを出している野上武志の面目躍如という事でしょう。


連載しているのがチャンピオンREDというだけあってミリタリ属性の無い人でも全く問題ない……というより中途半端な知識があるより何も知らない方が面白いかもしれません。

「暴走族をティーガーで蹂躙」とか本当に頭がおかしすぎる(褒め言葉)

*1:特定作品をさしてるような気が刷るけど気にしない!!