偏読日記@はてな

本を読んだりゲームをしたり、インターネットの話をしたりします。小説も書きます。

コンベアB-36ピースメーカー (世界の傑作機 NO. 125)

世界の傑作機 no.125 コンベアBー36ピースメイカー (世界の傑作機 NO. 125)

世界の傑作機 no.125 コンベアBー36ピースメイカー (世界の傑作機 NO. 125)

昔の「重爆撃機」の乗員数が多いのは知っていましたが、流石に13人は多すぎる(偵察型のRB-36Fなんて21人も乗ってます)というのがまず最初の感想。

乗員の内訳を見てもコックピット区画には機長・操縦士・副操縦士・第一航空機関士・第二航空機関士と機体の制御を担当する人間が5人も居たり、「下部後部左(右)舷監視員」の任務が防御機銃の射手+飛行中に窓から目視でエンジンの作動状況の監視だったりと素人目には無駄としか思えない人数を不思議に思ったものでした。


が、後半に載せられていた離陸から巡航、(核)爆弾投下と帰還までの一連のプロセスの間の搭乗員達の任務の解説を見てその余りの煩雑さに驚き、そして乗員数の多さにも納得。

高性能であるがゆえにデリケートなエンジンを6基も抱え、さらに4基のジェットエンジンを手作業で制御しなければならない航空機関士の苦労は考えるだに恐ろしいです。

それ以外にも着陸重量が大きすぎるが故の滑走路制限、幅が広すぎるが故の地上走行時の動作制限等々とにかく運用が窮屈。

むしろ1940年代の技術であれだけの巨大かつ高性能な爆撃機を実現するためには、この位の苦労が必要だったと言うことなのでしょう。



あと、内容とは関係のない話ですが昨晩ベッドでこれを読みながら寝てしまったお陰でしわが付いてしまって困っています。
折角の美麗な写真達が!