偏読日記@はてな

本を読んだりゲームをしたり、インターネットの話をしたりします。小説も書きます。

俺の弟妹がこんなにオタクなわけがない、わけがない(反語)

俺「PCで何か作業をするとき、集中するために音楽を聴いたりするよね」
弟「音楽聞くよりFPSプレイ動画の音だけ聴いていた方が集中できるだろ。おおかたのFPSは4〜5時間くらいで一周だから、YouTubeでプレイリスト作って1プレイまるまる聴くようにすると、数時間集中が保てて良いぞ」

もうやだこのFPS脳。銃声と爆音の鳴り響く中が一番落ち着くってお前はどこかの帰還兵か。



昨日まではてなダイアリーの更新がなかったのは帰省していたからで、ノートPCを持ち帰っているのに更新しなかったのは弟妹(特に弟)と話しているのが面白すぎたから。
はてなダイアリー移行前の日記サイト時代には良く彼らのことを書いていたので、その時代からの読者の方々にはもうお馴染みでしょうが、それから数年の時を経てまた進歩(?)していたのでネタにしてみます。もちろん彼らの了解は取ってますよ?


弟「BIOSHOCKやれ。XBOX360持ってるのにBIOSHOCKプレイしてないとか人生の損失」
俺「でも今はアイマスが俺を待ってるし……」
弟「いいからBIOSHOCKやれ」

だからお前はどれだけFPSが好きなんだよ。
これまでの帰省の際は弟とは弐瓶勉とスティーブン・ハンターと篠房六郎の作品についての話ばかりしていたのが、今年からそこにFPSも追加。あと和製SFトークも。
奴が神林長平作品を全作品読破したと聞いてお勧めを教えてもらったり、「虐殺器官」が面白かったと言っているので持参した「ハーモニー」を見せて薦めたりしていました。


そしてあまりにも「BIOSHOCK」をお勧めされてもう買うしかないという気分に。奴の薦めてくる漫画とゲームに外れがあった試しはないので、その点で疑いは全くありません。
お返しに俺も「Call of Duty4」の良さについて言葉を尽くして語ったら、奴は既に「Call of Duty4」どころか「〜5」のプレイ動画を海外サイトでチェックしててどんな顔をしたらいいのか判らなかった。


妹「あー、こいつコメントで私の本名を書き込んでる……」(リビングのPCでブログを更新しながら)
俺「やっぱりクラスメイトなんかも見てるの?」
妹「こういう人(本名等のプライベートを書いちゃう人)が出てくるからあんまり教えたくないんだけどねー  身内しか見ないブログでごちゃごちゃやってる人達はその辺が判ってないから嫌い」

もうお前はてなダイアリーにでも行けよ。
小学校高学年くらいからネットに浸り、中学生ころからブログを書いている妹が何か恐ろしいものになってました。ちなみに上の台詞のあと顔色一つ変えずに件のコメントを即削除。こわい。


彼女の話ではクラスメイトのほとんどが何らかの形でWeb日記を書いていて(モバゲーが圧倒的シェアを誇っているらしい)日記で書いたことに対して現実の学校生活でいろいろあったりするそうで。インターネットどころか携帯電話とすら縁遠い生活を送っていた7年前の俺の高校時代とはすっかり様変わりしていて、まるで違う学校の話を聞くよう。
俺はこれが今の「高校生活のリアル」なのかと感心していました。


そして妹が友人に出した年賀状のイラストがあまりに頭がおかしかったので、許可をもらった2枚を転載。
  
こんなの送られてきてもどう反応したらいいか俺には判らない。アクリルガッシュ殴り書きで1枚10分で適当に描いた、なんて言ってましたけれどそれ以前の問題だろ。



それにしても、萌えオタ兼軍オタ(俺)・ネトゲ廃人兼FPSゲーマー(弟)・絵描き兼アニメ好き(妹)と兄弟3人で進む方向がきっちり分かれているので、違う分野についての話をいろいろ聞けて面白いことこの上ないです。というか俺は帰省中弟妹とこんな話をしているだけでいつも終わるのだけど、世の兄弟達はどんなことを話して過ごしているのでしょうね?