偏読日記@はてな

本を読んだりゲームをしたり、インターネットの話をしたりします。小説も書きます。

俺が風景写真を撮ると、全部エロゲーの背景みたいになる

去年の夏にサークルの後輩達が鳥人間コンテストに出場する様子を撮ろうと思い購入して以来、出かける際にはいつもデジカメを持ち歩くようにしています。

これまで出先で写真を撮るのに使っていた携帯電話のカメラでは撮ることの難しい遠景などの撮影に非常に重宝。安物のデジカメとは言え腐ってもきちんとした「カメラ」、あくまでも付属の機能に過ぎない携帯電話のカメラとはものが違います。


そんな中で一つだけ困るのは、俺が風景写真を撮ると全てエロゲ/ギャルゲの「背景絵」としか思えないものになってしまうこと。
その手のゲームに縁のない人に判りやすく説明するのなら、焦点がぼやけて何を撮りたいのか判らない写真とでも言いましょうか。どれもこれも規則正しく正方形に風景を切り取っているのが、なおさらゲームのウィンドウに適合する事を求められる「背景絵」を彷彿とさせます。
撮影する前にはいつもこれはよい風景だ、と思って撮っているのに写真になると全く魅力が無くなること甚だしいです。


恐らくこれは、人の目とカメラの視野の広さの違いから来ているのでしょう。
人の目は風景の中の狭い範囲を注視出来るけれど、カメラにはそれが出来ない。故に、ただ風景を見ている自分と同じ方向を映すだけでは、俺が良いと思った部分が強調されずに散漫なものになってしまう。
撮る角度や風景の切り取り方に難がありすぎるのも原因でしょうけれど、一番の原因はこの差異を考えに入れていないから。つまり、写真になった際どう写るかを全く考えずに撮っているのが悪い気がします。



と、これで終わってもそこらの自己啓発系Blogのようで面白くないですし、勢いで自分の撮った風景写真を元にエロゲ/ギャルゲ風の画面を作ってみました。

背景に使おうとして撮った写真でないのにあまりにも適合しすぎて笑うしかなかった。なんだこれ。
ちなみに立ち絵と名前はギャルゲーヒロイン自動生成で数回生成した中から選んでいます。台詞は背景に会いそうなものを適当に。ウィンドウ枠まで作る気力はありません。ありませんったら。