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偏読日記@はてな

本を読んだりゲームをしたり、インターネットの話をしたりします。小説も書きます。

暇なので稚内に行ってみたら連休が終わってた (その2)

暇なので稚内に行ってみたら連休が終わってた (その1) - 偏読日記@はてな の続きです。

2日目 宗谷岬〜旭川



稚内市街から宗谷岬に向かう途中で見つけた看板。



石碑が色々並んでいました。



間宮林蔵渡樺の地」から望む弁天島(参考:弁天島 (稚内市) - Wikipedia
日本の領土としては宗谷岬ではなくこちらが最北端扱いになります。



間宮林蔵渡樺の地」から真北を眺めて発見した「何か」
手持ちのデジカメの光学ズーム+デジタルズームを併用してもここまでしか拡大できませんでした。灯台か何かでしょうか?



宗谷岬から弁天島(写真右端)を望む。



宗谷岬先端に立つ日本最北端の碑。
誰も居ないように見えますが実際は人に取り囲まれていて、皆が同じような距離を保って写真を撮るためにこんな状態になっています。



公園のように整備された宗谷岬。右端に立つ三角形が日本最北端の碑です。



ここにも林蔵が。




岬の背後の台地にのぼると、明治時代二建てられた旧海軍の海峡見張り所がありました。
大韓航空機事件の慰霊碑、海峡での戦没者慰霊碑、以前に岬周辺に存在した中学校の祈念碑等々、見渡す限りの草原で土地が有り余るせいか宗谷岬の背後の台地の上には他にも様々な記念碑が建っていました。



遠くに動くものが見えると思えば鹿が2匹。観光客に目もくれず悠然と草を食べていました。




宗谷岬周辺の店は全て「日本最北端の○○」を自称していて食傷してしまいます。


夕闇の迫る中、「行きと違う道で帰ろう」と東回りの対へ要沿いのルートで帰ることを決意。
これが地獄の始まりだとは、その時の俺は知るよしもありませんでした……


岬から走り出してしばらくすると周囲から人家が消え去り、気がつけば前後左右の地平線・水平線まで人間の気配が全くない状態に。
前にも後ろにも車が居ず、対向車すらいない中で荒れた海を横目に走るのは類を見ない体験でした。自分が日本に居ると言うことが信じられなくなる気分。
(参考:宗谷国道 絶景を走る 日本百名道




猿払の道の駅で休憩。周りには海と原野しかありません。キャンプ場にも人の代わりに牛が沢山居ました。


このあと浜頓別から内陸に入り、山中を走って音威子府に向かったのですが走っている間の記憶があまりありません。
自車のヘッドライト以外の灯りが皆無の闇の中、次々にヘッドライトの光に照らされ眼前に現れるカーブを切り抜けていったことを何となくは覚えているんですが……
車を運転すること以外に全く意識が向かない状態が1時間ほど続いてました。もうやりたくない。


やっと音威子府まで戻ってきた 今晩中に旭川まで南下して起きたいところだな

http://twitter.com/a_park/status/4169005544

旭川まで120km 休憩込みで二時間半てとこか / 南下すればするほど文明に近付く分、帰り道は気が楽だ

http://twitter.com/a_park/status/4169130704

音威子府のコンビニで休憩中のTwitterでの発言。夜19時にこれから120kmを走ろうなんて平気で言っている時点で何かがおかしい。
ちなみに、この時点での2日目の走行距離は約380kmでした。

つい数時間前まで前後左右地平線まで原野が広がっているような所を走っていたせいで、あまりに都会すぎる旭川の街並みに心がついて行かない

http://twitter.com/a_park/status/4171778318

旭川すごい!!  東横インがある!!

http://twitter.com/a_park/status/4171785785

予想より長く、3時間ほど掛かって旭川到着。あまりにも長時間にわたり原野・山中を走っていたせいで、旭川郊外のパチンコ屋が見えたときには文明の光を感じて感激してしまいました。




夜の旭川駅と、夕食で食べたラーメン。
旭川駅前には高層ビルが乱立し、深夜0時頃になっても町には人が溢れていて、あまりの都会ぶりに頭が着いていきませんでした。
駅周辺に限れば札幌とすら比肩するのではないでしょうか。


3日目 旭川〜北竜〜自宅

この日は旭川から高速道路で直帰せず、途中の北竜町に立ち寄ってきました。
以前に属性yd04 −コノハナサクヤ−に載せたヤンデレ短編小説が、この北竜町をモデルにした「ひまわりの町」を舞台にしたものだったのでセルフ聖地巡礼ですね。
執筆に際してはGoogleMapの空撮画像と北竜町公式サイトの写真のみを参考にしてイメージを膨らませていたので、実際のところどうなっているのか一度見ておきたいと前々から思っていたものでして。





深川からR233を経由して北竜町に入ります。この碧水交差点が北竜町メインストリートの北側の入口。




北竜町の道の駅。「どうしてこうなった!?」と言う感想しか浮かびません……



北竜町から滝川市街に向かうR275 



北竜町メインストリートの南側の入口の交差点(名称不明)



メインストリート入口交差点(南)より、北竜町中心街を南から望む。この道の並びに公共機関・学校など全てが並んでいます。店や家屋もほとんどこの道沿いにある感じ。



メインストリート入口交差点(南)より西を望む。ほんの少し進むだけで市街が途切れているのが判ります。



セルフ聖地巡礼の結果そこにあったのは、俺の思い描いていた光景と全く違うものでした。
国道のそばにひまわり畑はほとんど無いし(これが最大の誤算)、市街地は本当に小さくて外から越してきた人間が喫茶店を開くとかあり得ないし(そもそも商店がほとんど無い)、そして滝川まで自転車通学は遠すぎる(モデルにしたのは理数科のある滝川高校)。地図とネットの情報だけ見て書くのは良くないですね……


先に街並みを見ていたら想像を広げられなかったであろう事は確かなので、逆に言えば見ない方が良かったかもしれません。
俺の頭の中にあったあの「ひまわりの町」の想像図は、現実の北竜町の風景で完全に上書きされてしまいました。これは良いことなのか悪いことなのか。




このあとは滝川のインターチェンジで高速道路に乗り、一路自宅へ。
写真は砂川SAでの昼食です。



以上、駆け足ですが今回の稚内への旅行の顛末をまとめてみました。
写真は記事に掲載していないものも含めa-park's fotolife - 稚内09年9月にまとめてアップしています。


3日間での走行距離は延べ1140km 内訳は1日目:350km 2日目:490km 3日目:300km で、名寄〜稚内〜宗谷岬〜旭川を1日で移動した2日目が際立っています。
3日あれば往復は可能だとはいえ、本当に「往復」するだけに近いのは後悔するところ。もう1日あれば日程に余裕を持てたと思うと連休初日からでかければ良かったと強く思います。


今回の旅行で北海道の北は征したので、あとは東の釧路・南の函館・西の小樽に行けば完全制覇ですね。いつかやろう。