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偏読日記@はてな

本を読んだりゲームをしたり、インターネットの話をしたりします。小説も書きます。

 「劇場版マクロスF 虚空歌姫〜イツワリノウタヒメ〜」

感想 アニメ 映画

劇場版 マクロスF 虚空歌姫〜イツワリノウタヒメ〜


今のところ「マクロス7」の劇場版以外は全部観てる身としては行く以外の選択肢などありえない、というわけで劇場版マクロスF見てきました。
以下、少しだけネタバレかも。



序盤の展開がだいぶ圧縮されて観ていて首をひねる所もありました。登場人物が全員揃うのが早くなったせいで一人一人の描写が少なく、劇場版で「マクロスF」を初めて見る人は誰が誰だか判らないのでは? と思ったりも。
煽りを食って存在そのものが消滅した人までいますし。
あくまでもTV版のファン向けと言う色が強いと言うのが俺の思ったところ。


だけど、冒頭の「ユニバーサルバニー」に始まり劇中で挟まれる数々の新曲、それに合わせて流れる目まぐるしい戦闘シーンがすばらしかったことだけには異論は全くありません。なんかもう歌が流れ出すとそれだけでワクワクしてきます。
凝りに凝ったシェリルの新曲のライブ映像もさることながら、さんざん聞き慣れた「ライオン」をああ使ってくるとは思いませんでした。デュエット曲である意味がここに来て初めて生きたよ。
砲煙弾雨のなかでステージで歌い踊るアイドルとそれを守って戦う男たちを眺めれば、ああこれが「マクロス」だ…… と感慨にふけってしまいますね。生き残りたい、生き残りたい〜♪


それにしても、「偶然からチャンスをつかんだ」と言う色の強かったランカの成り上がりがやたらと増量された下積み描写で薄くなり、シェリルも「人類圏にその名をとどろかすトップアイドル歌手」としてのプロ意識がより強調されているように感じます。
まさに二人の「歌姫」達の話になったというか。だからこそラストは「ライオン」のデュエットでならなければ無いのです。
……そしてアルト君がTV版にもまして居ても居なくても良くなっているような気がしてなりません。「歌姫」達さえいれば良いんじゃないだろうかこれ。