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偏読日記@はてな

本を読んだりゲームをしたり、インターネットの話をしたりします。小説も書きます。

邪悪ヒロイン vs 狂気娘 いざ開幕 - 「瑠璃垣夜子の遺言」(2)

瑠璃垣夜子の遺言(2) (ブレイドコミックス)
瑠璃垣夜子の遺言(2) (ブレイドコミックス)

瑠璃垣夜子と兄・瑠璃垣龍一郎には、誰にも言えない秘密がある。
それは7年前、龍一郎が瑠璃垣雷花を完全な計画犯罪で殺害した事。
そのことは、7年間2人だけの秘密にし、他の誰も知るはずのないことだった。 しかし龍一郎の17歳の誕生パーティーの日、亡くなったはずの雷花のかんざしが送られてきて…。

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1巻の時点で主人公 夜子の、大好きな兄との生活を守るためなら「何でもする」強烈な性格付けで物語に引き込んできましたが、今回の2巻はさらに飛躍。
完全犯罪で殺したはずの仇が生きていて自分に復讐を誓っているのでは……? というミステリ&サスペンスとしての緊張感、明かされる夜子と兄の過去、そして誰も彼もどこかでネジの外れた人物達の織りなす人間模様。可愛らしいまさに男性向け萌え絵の極致のような絵柄が物語から浮いていないのは、以前からその手の話を得意としてきた(良く描いてきた)宮下未紀ならではです。


精神も肉体もごく普通の女子中学生なんだけど兄との生活を壊そうとしてくる者には徹底反撃する夜子も、だからこそ全く行動に予測がつかない本物の狂人の前には手も足も出ないというのが好対照でしたね。