偏読日記@はてな

本を読んだりゲームをしたり、インターネットの話をしたりします。小説も書きます。

最近のアニメ

HDDレコーダーのお陰でTVを録画するのがえらく楽になったのと、その他諸般の事情でこれまでに比べてアニメ視聴環境がだいぶ整ったので最近は結構観ています。
ちなみにアンテナ線はTVから外してレコーダーに繋いだため、ついに我が家のTVは砂嵐しか写らなくなりました。
これで名実ともにPS2専用モニタだね。

BIGLOBEで全話無料配信(今はもう終わりました)されていたので2日で全話観るという暴挙に。
といっても、サブモニタで流しつつメインモニタでネット巡回したりサイト&blog用の文章書いたりしてるからそんなに大変なことではありませんけど。
中身と言えば… なんというか一昔前の感動系エロゲ、それこそ「泣きゲー」が全盛期だったころのフォーマットに忠実だけどそれ以上でもそれ以下でもないお話という感じ。


でも12話はだけはガチです。いやほんとに。
修羅場属性持ちにとってあの話は素晴らしすぎ、気が付けば10回くらいリピートしてました。冒頭の口論だけならもっと観てるような気が。
11〜13話はまだ無料配信中だからそっちの気のある人は今すぐ観るんだ。
とくにそう、俺が昔書いたエントリ(偏読日記@はてな - アニメ・ゲームの修羅場動画を集めてみた)で興奮したような奴は前後の繋がりがわからなくたって楽しめるはず。

14話まで。感想はいつも書いてるからいいよね?
にしても最近、これまでに書いた文章のせいか凄いキーワードで検索結果一位に来るようになってしまったりして、このblogがなのはStrikerSを軍事ネタで語る専門の所みたいに思われてそうで微妙な気分です。
べつにそういう風にしか観れない話じゃないのに。

そうやって軍事ネタでなのはを語ってほしい人は、夏コミで「近衛衆兵鉄虎第501大隊」(注:サークル名です)の同人誌を買うといいんじゃないのかな、なんて宣伝してみる。

魔法少女のコスチュームに「変身」するんじゃなくて自分で着替えるってそれただのコスプレだよ!!(2話を観て)
しかもその格好で活動しているところを見かけて何も突っ込まない親友とか、この話の登場人物たちはいろんな意味で頭が沸いていると思いました。
中身についてはほんとこれくらいしか語ることがありません。今後もこの調子なんだろうか?
でもOPだけは好きです。

ネット配信されていたので視聴。
とにかくもう主人公(の片方)UZEEEEEEEE!!!!!!!
公開当時に映画館で見て、DVD買った友人に貸してもらって2回観て、今回ネット配信で観てと4回観てるんですが2回目くらいからずっと思ってます。
あいつ女々しすぎだろ……

「秒速5cmメートル」を見たときにも書きましたけど新海誠は本当に昔の女が忘れられない女々しい男を描くのが上手ですよね。
「雲の〜」も一見ハッピーエンドなラストに騙されがちですが、ラストの数年後だと思われる冒頭のシーンを見る限りでは結局逃げられてるからなぁ。


流石に4度も観ていると細かいカット割りや演出に込められた伏線や意味が判るようになり、純粋にストーリーを楽しむ以外にもいろいろと判って楽しいです。
具体的に書き出すと長くなってしまうので避けますが、背景やカメラワーク等のちょっとした表現でそれ以上の多くのことを語っているのは大したもの。

2話まで。
ゲーム/漫画からのアニメ化というと絵の変わりようが嘆かれるのが常ですが、こいつはもともとがアニメゲーだったので全く違和感がありません。
むしろ動きの少なさが目立ったゲーム版よりアニメ版のほうがクオリティが高いかも。
そして独自エピソードがかなり追加され、主人公がゲーム以上にむかつく野郎になっているのには笑いました。ここまで好感を抱けないのは狙ってやっているんだよなきっと。

「そこらの萌えアニメならくっつくまで1クールかかるのに、この主人公一話目で彼女作っちゃったよ!!」
という某所での感想はこの物語の本質を突き過ぎだと思います。