偏読日記@はてな

本を読んだりゲームをしたり、インターネットの話をしたりします。小説も書きます。

目指せヲタク聖徳太子?

はてなダイアリー・本家サイトの更新テキスト書きに新規ネタスクリプトの勉強・開発、そして積みゲー・積み本の消化とヲタ関連だけでもやる事があり過ぎててんてこ舞いな俺。
本を読む/ゲームしてると感想を書いたりネタテキストを書く時間がなくなるし、逆もまた然りでバランスをとるのが難しいところですね。
ネット巡回も何気に時間がかかりますし。


が、ふと思ったんですよ。
インプットに時間がかかってアウトプットができないのなら、そこは発想を逆転して二つ(もしくはそれ以上)一緒にやればいいじゃないか!!
というわけでアニメをメインに色々組み合わせてみました。

  • ネット-アニメ(他動画メディア)

デュアルモニタを駆使し、周辺視野で見るようにするとかなりいけます。
実際、以前俺がやった3日でコードギアス23話フル視聴の時はずっとディスプレイを見ていたわけではなく、放映時間の半分くらいは全く関係ない内容の長文更新の準備とその準備の調べ物ををメインモニタでやってました。あと途中からは某プログラム言語のリファレンス読んでた。
……そんなんだから「らき☆すたの登場キャラクターの顔と名前が一致しない」なんて事になるんでしょうけど。
毎度ほぼ全編にわたって視界の縁で見てたらそりゃ覚えないわ。

  • ノベルゲーム-ネット

いくらなんでも無理だと思ってたんですが、試してみると意外にも可能でした。
ゲームのほうのテキストをオート進行にし、サブモニタにウィンドウを持っていけばアニメの場合とほとんど替わらないわけで。
試してみた時は声無しのゲームだったのでたまに視線をやらなければいけませんでしたけど、これが声ありなら音を聴いていれば話がわかるので*1周辺視野プレイを真剣に考慮に入れてもいいかもしれません。

なお、ノベル以外のゲーム(特にSTG・ACTなど)は相当な集中を必要とするため、他のメディアと同時並行に扱うのは不可能……というか試そうとも思わない。

  • 小説・コミック-アニメ(他動画メディア)

見ながら文章を書いたりネット巡回が出来るのだから、同様に文字情報を扱う小説も読めるのではないかと思って試してみたもののまったくうまく行かず。
どうやら小説は理解するために必要とする脳内のリソース占有率がだいぶ高いようです。
視覚情報そのままの動画メディアと異なり、文章を解釈して情景を脳内で再現する分の負担があるって事ですかね。
また、ネット関連が同時に可能なのは動画が流れているサブモニタが視線を遣っているメインと物理的に近くにあるためでもあるかもしれません。

同様の理由で小説・コミックとノベルゲームもあまり相性がよくありませんでした。

  • ネット-小説・コミック

巡回(インプット)・テキスト書き(アウトプット)のどちらにしても手での操作が必然的に要求されるネット関連と、形態から保持するために手を必要とする本の愛称はだいぶ悪いです。
何らかの補助的手段を導入しない限りこれら二つを同時に扱うのは不可能なのではないかと思えます。


とりあえずやってみた感じでは、

  • アウトプットは:1ch(手を使う以上これが限界?)
  • 視覚インプットは:2ch(訓練次第では最大3chまで拡張できる気もします)
  • 音声インプット:1ch(音声+音楽なら2chいける)

こんな感じ。


聖徳太子は10人の訴えを同時に聴いて処理したなんて伝説がありますが、上記の入力-出力チャンネルを全て違うメディアに振り分けた場合まさにその姿はヲタク聖徳太子
各種作品が溢れ、消費するだけでも精一杯な21世紀のいま、ネットに溢れるにわか批評家のヲタ(俺含む)の皆様はこのような多チャンネル同時処理を試してみてはいかがでしょう?

…そこまで頑張った先に何が待っているのかという疑問はありますけど。


と、先週の「らき☆すた」と「ななついろ☆ドロップス」を周辺視野で見ながら書いてみた。

*1:特にエロゲ/ギャルゲの序盤シーンなど