偏読日記@はてな

本を読んだりゲームをしたり、インターネットの話をしたりします。小説も書きます。

「私の更新方法」in 偏読日記@はてな

最近どうも俺から半径5クリックくらいのblog/ニュースサイトで「更新プロセス晒し」が流行っている(具体的にはよなかのとり 私の更新方法 byカラス あたり)ので、自分でも何か書いてみようと思う次第。
そこで普段の更新プロセスを改めて思い浮かべ、言語化しようとして最初の「更新ネタを思いつくきっかけ」が「天啓」とか表現しようがない時点で色々と駄目だと思った。


……こういった事を書いていると物凄くアレな人だと思われそうで嫌なんですが、実際「天啓」…というか突発的な思いつきでblogを書いているのは事実な訳で。

なんというか、道を歩いている時や入浴中や眠りに着く前の時間や酷いときは仕事中でも突然、「あ、今日はこれを書こう!!」と前触れなく何かが降ってくるのですよ(ますます怪しい人みたいになってきました)


思いついた日の更新で全て書ききれそうならばそのままアップし、ある程度寝かせる必要がある/完成するのに時間がかかると判断した場合はメモ用テキストファイルがあるのでそこに書き込んで次の日以降に見直し。

閃きを具体的な形にするべく検索やら何やらで肉付けを行います。この段階で更なる閃きがある事も。
画像を用意したりするのもこの辺り。写真は全て携帯電話カメラで撮影し、GIMP2で編集してます。

ネタを思いついた瞬間にはどう書き出してどうオチをつけてどんな調べ物をして、という道筋がおよそ見えているので、あとはPCに向かってそれを形にするだけです。


実際、左の人気エントリトップ10に入っているのは全てこんな風に書いた記事ばかりだったり。


無論これを毎日行えるわけはもちろんなく、割合でいえばWeb巡回中にはてなブックマークはてなスターをつけた記事をあとから読み返して何を書こうか考えたりする方が多いです。
しかしこうやって理詰めで考えた記事は大体面白くないので、意識的に電波を受信を受信する方法を研究した方が良さそうです。 現状ではおよそ2週間〜1ヶ月に程度の割合でしか降ってこないし。

……そろそろ本格的に危ない人になってきているのでこの辺りで止めておこうか。



本やゲーム等の「作品」の感想記事については、長年書き続けて固まった一定のフォーマットが頭の中にしまわれているので時間さえあれば難しいところはほとんど有りません。

こういうタイプの作品ならこの表現、このフォーマットというのが何となく決まっているので、無意識のうちにそれを選択し記事にするだけ。

これは悪く言うと手癖で惰性のまま書いているに等しいので、何とかしたいと思っている所でもありますね。
それと、よく「感想の書き方が判らない」なんていう人が居ますけど、20本くらい判らないままに書いてみると自分の中にフォーマットが出来るのでそれ以降は簡単なものですよ、と昔は感想を書けなかった俺が言ってみる。



技術的な話ではfirefox + MakeLink + Mozex + Vim(gvim) これだけは譲れません。あとはGIMP辺りも必需品かな。
GUI上から拡張が可能だったりと、CopyURL+よりも高性能だと思っているMakeLinkがあまりメジャーでないのが不思議でならないです。両方使った身としては絶対MakeLinkの方が便利だと思うんですけど。


Mozexはテキストエリアをエディタを用いて編集出来るようにする拡張です。
これに慣れてからはblogやなにやらの「入力エリア」にそのままテキストを打ち込むなんて怖くて出来ません。
あんな不安定なところに長文を書き込むとか正気の沙汰じゃない。


エディタはVim(windowsなので正確にはgvim
慣れれば非常に高速に入力できる点、そしてブラウザが落ちても文章が消えないどころか今この瞬間停電になっても(バッファファイルが残っているので)大丈夫という安心感から使っています。

プログラム用エディタとしての面が特に強調されていますけど、日本語文章を書くにも十分使えるかと。
キーボードのホームポジションから全く指を離さずにカーソル移動から何から全てを行えると言うのは、体験してみると本当に素晴らしいものですよ。



にしても、こうやって改めて普段の自分の更新プロセスを振り返ってみると面白いものですね。俺は本当に衝動で生き過ぎ。あとVimが好き過ぎ。