偏読日記@はてな

本を読んだりゲームをしたり、インターネットの話をしたりします。小説も書きます。

毎日30分のBIOSHOCKでぐんぐん強くなる!!

バイオショック
バイオショック



BIOSHOCK|バイオショック

地上世界の法律や倫理に縛らないある種の理想郷を目指し1946年、大西洋海中に建設された海底都市「ラプチャー
そこで発見された人間の能力を飛躍的に向上させる物質「ADAM」が、住人達の骨肉の争いに巻き込んでいくことになる。
「ADAM」を用いて肉体を強化し続けた結果として「ラプチャー」の住人達は理性を失ってゆく。


時は流れ、1960年。
大西洋上で発生した飛行機事故から辛くも生き延びた主人公ジャックは、洋上にたたずむ灯台にたどりつく。それこそは「ラプチャー」への入り口であった。
かっての海底の楽園、いまは狂気に取り憑かれたクリーチャーが徘徊するディストピアの、決死の探索がいま始まる────


徹底して1940〜50年代アメリカ的雰囲気で統一された作中世界が素敵すぎてもう。実際のその年代のアメリカを反映しているかはともかく、日本人の俺にとってはイメージの中の「戦後すぐのアメリカ」そのもの。
都市の内装から登場する機械や武器、あげくは館内に流れる宣伝放送や音楽までレトロ趣味に満ちています。

しかしそこは大西洋上の海底都市という未来的な場所、そこに50年代アメリカを合わせた結果生まれるのは「BIOSHOCK的」とでも言うべき不思議な世界。この背景美術だけで十分に他を圧倒しているかと思います。


もちろんそれだけでは終わりません。本当に怖いんですよ、このゲーム。
FPSとしての難易度はかなり低めである分、一人称視点であることを生かしたホラーとしては素晴らしい出来です。
ドアを開けたら敵が飛び出してくるなんてのはまだまだ序の口。
歩いていると突然照明が消え、何も見えない状態で足音だけが沢山近寄って来られたときには震えましたよ。ヘッドフォンでプレイしている空回り中から足音が迫ってきてもう……っ!!

狭い部屋に閉じ込められ、外に集まった敵に窓やドアを叩かれながら罵声を浴びせられるなんてのもあり、これも最高に計算されたタイミングでくるので心臓に悪いことこの上なし。他にも様々な手段でプレイヤーを恐怖の底に叩き込んでくれます。 

……おかげで新しいエリアに入る時には常にびくびくしながら周囲を見まわし、ゆっくり歩いている俺がそこに。
最近ではだいぶ慣れてきましたけれど、プレイ開始当初は本当に怖くて長時間の連続プレイが出来ませんでした。緊張が持たないんですよ。



正月に帰省した際にFPSゲーマーの弟から「XBOX360持っているのにBIOSHOCKやらないのは人生の損失」とまで薦められ、そこまで言うからにはと購入してみて大正解でしたね。
何処でもプレイ中断が出来る仕様なので、毎日少しずつ進めていこうと思います。



<関連リンク>
百聞は一見にしかずと言うことでニコニコ動画からプレイ風景を紹介。

BIOSHOCK プレイ動画 テクテク海底記 part2‐ニコニコ動画(ββ)
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解説テロップなんかも凝っていて、「BIOSHOCK」がどんなゲームを知るのかにとても適した動画なのではないかと。