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偏読日記@はてな

本を読んだりゲームをしたり、インターネットの話をしたりします。小説も書きます。

ひまわり - 明香エンド

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「…宇宙は嫌いだよ」
「この世界より、ずっとずっと怖いところだよ」
「だって……大昔にボクは、そこを追い出されたんだもん」


ま た 新 事 実 か (明香ルート終盤プレイ中の俺)


おおよその伏線と謎のネタばらしは2・3章アクアまわりの話で明かされたと思っていたので、ラストに残るこのルートは今まで語られなかった人たちの内面描写と背景設定の説明で終わると思っていたら明香にもなかなか強烈な裏が。

確かに2章で語られる過去の出来事を時系列順に並べていけば(明確にではなくとも)感づけるかもしれませんが、俺は予想外すぎて本当に驚いた。

初見ではただの電波なロリにしか思えないアリエスが業とすら言える想いを抱えていたり、同じくどうという事のないミステリアス系ツンデレだと思っていたアクアが実は強烈に過去に縛られた脆い人だったりと、この辺の最初の印象を裏切ってくるのは上手いなぁと思っていたら明香でもやられてしまいました。
こういう生々しい描き方は好きだなぁ。


さらにそのまま物語のスケールが(比喩でなく)宇宙的なスケールに大きくなって言ったのにはもう圧倒されるばかり。
原点回帰し、1章同様のSFギャルゲとても言うべき趣きになっています。
2・3章でのネタばらしはアクアの個人的事情周辺の事ばかりだったので、「そもそもどうしてこんな事になったのか」の大本の目的にはひっくり返りましたよ。
スケールが大きすぎるわ。


そして、「できる事は、何でもやればいいんだ」という台詞がキーになってきたりするあたり、「選択」を許されない環境で生きてきたアクアが自らの殻を破るアクアと、なんでも出来る立場に有るが故に何もしない/大人になろうとしない明香というのは対照的な立ち位置に置かれていたのだな、と今更思う次第。


……にしても、話のスケールを広げるだけ広げておいて回収していない感があるのは少々難点ですね。
エピローグ後に挟まれるシーンのどう見ても次回作予告にしか思えない内容からするとその辺は次回作で、ということになるのでしょうか。



また、非常にどうでもいい話ですが、

  • 3月末に花見が出来る/登場キャラクター達の薄着っぷり(=地理的に南)
  • 名産がひまわり関連商品(=宮崎?)
  • 夜に主人公宅の屋根から天体観測が出来るくらい星が見える(=大都市圏から遠い)
  • 街の沖合いには宇宙港があり、打ち上げ施設が眼で見える距離(=海辺の街かつ低緯度))

以上の作中で判る情報とGoogleMapで「宮浦」を検索した結果「ひまわりと宇宙港の街 宮浦」のモデルは宮崎県日南市宮浦だと決めました。異論は認めない。


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