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偏読日記@はてな

本を読んだりゲームをしたり、インターネットの話をしたりします。小説も書きます。

9月に読んだ本まとめ by 読書メーター

雑記

読書メーターに「まとめ」機能をつけましたー - akahoshitakuya.com とのアナウンスが先月あって、どんな物かと試しに使ってみると予想以上に良かったので先月のまとめをやってみました。


読書メーター - a-parkさんの読書メーター
9月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2904ページ

AURA ~魔竜院光牙最後の闘い~ (ガガガ文庫 た 1-4)AURA ~魔竜院光牙最後の闘い~ (ガガガ文庫 た 1-4)
読了日:09月03日 著者:田中 ロミオ
戦争は女の顔をしていない戦争は女の顔をしていない
読了日:09月06日 著者:スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ
猫のゆりかご (ハヤカワ文庫 SF 353)猫のゆりかご (ハヤカワ文庫 SF 353)
「歴史だ!読んで、泣け!」 名フレーズが多すぎてこまる
読了日:09月09日 著者:カート・ヴォネガット・ジュニア
ガンパレード・マーチ九州奪還 2 (2) (電撃文庫 J 17-20)ガンパレード・マーチ九州奪還 2 (2) (電撃文庫 J 17-20)
あまりにも本気の「架空戦記」すぎて、電撃文庫から出ていると言うことを忘れてしまう
読了日:09月11日 著者:榊 涼介
ガンパレード・マーチ 九州奪還3ガンパレード・マーチ 九州奪還3
読了日:09月11日 著者:榊 涼介
田舎教師 (角川文庫 緑 14-3)田舎教師 (角川文庫 緑 14-3)
読了日:09月14日 著者:田山 花袋
前哨 (ハヤカワ文庫 SF (607))前哨 (ハヤカワ文庫 SF (607))
読了日:09月16日 著者:アーサー・C・クラーク,小隅 黎
ミリタリー基礎講座 2 (2) (歴史群像シリーズ 歴史群像アーカイブ VOL. 3)ミリタリー基礎講座 2 (2) (歴史群像シリーズ 歴史群像アーカイブ VOL. 3)
読了日:09月18日 著者:
鉄塔 武蔵野線 (ソフトバンク文庫 キ 1-1) (ソフトバンク文庫 キ 1-1)鉄塔 武蔵野線 (ソフトバンク文庫 キ 1-1) (ソフトバンク文庫 キ 1-1)
あまりに深すぎる著者の鉄塔への愛には圧倒されるしかない
読了日:09月22日 著者:銀林 みのる


今月は9冊。あまりにもたまった積み本を減らそうと、積極的に読書の時間を取って消化に励んでもこのペースが限界でした。巡回先には一日一冊ペース(もしくはそれ以上)の人が沢山いますけど、とても信じられません……どういう速度で読んでいるのだろう。
それぞれの作品の感想については、以前に書いたものが大半なので割愛。


感想をBlogに書かなかった中で面白かった物と言えば、「田舎教師」でしょうかね。図書館で何気なく手にとって読んだら100年前の作品なのに非常に面白くて、田舎オタ青年*1の自己実現と言うテーマは時を越えると実感。なんだかんだ言って、ああいった国語の教科書に載っているレベルの古典はクオリティが保証されているんですよね。
主人公の姿が人ごとに思えませんでした。


そして読みながら、これは時代設定を現代に直して翻案しても通じるのではないかとも思ったり。
今なら「『働きながらラノベ新人賞をめざせばよい』と言って塾講師になる」となるのかな? 
そして学生時代の友人達が研究者や同人作家として大成していくのを横目に見ながら仕事に追われ、創作への情熱を失い、エロゲにはまり(原作だと遊郭だけど、現代ならアレはエロゲだと思う)、期待を裏切られてエロゲに絶望し、最後は孤独に死んでいく。
しかしこうやって翻案すると、ラストの日露戦争の勝利に沸く日本中と、それに参加できない自分を悔やみながら病で命を落とす主人公、という下りがどうしても現代に直しきれないのもまた確か。
終盤のあの雰囲気は明治の日本だからこそだよなあ……



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少年は「普通」をめざす - 「AURA 〜魔竜院光牙最後の闘い〜」
ソビエト乙女は戦場で何を見る? - 「戦争は女の顔をしていない」
仮想戦記とライトノベルの間で - ガンパレード・マーチ 九州奪還(2)(3)
あの夏、僕は鉄塔を追いかけた - 「鉄塔武蔵野線」

*1:あの時代の文学青年って、つまりそう言う事でしょう。彼は同人誌も出しているし