最近の読書

感想を書くのをさぼっていたのでまとめて記事に。

シドニアの騎士（6） (アフタヌーンKC)

とにかくもう背景描写を見てるだけで楽しい。この常人には思いつかないSF的巨大建造物に満ちた街の風景を、その世界の中の一貫性のある常識に沿ったものとして描ける世界構築力の高さはそれだけで希有な魅力だと思います。
そしていつの間にか弐瓶勉作品屈指の女性キャラクター率の高さを＆彼女たちの9割方が主人公に好意を持っているというとんでもないことに。

白衣のカノジョ 1 (ヤングジャンプコミックスBJ)

本屋で平積みになっているところで表紙を見て衝動的に購入。
前半が読みきりだったこともあってとにかく物語の「段取り」に終始してしまっている感があって、もう少し話が動かないと真価はわからないかな。
眼鏡白衣男（高校地学教師）×眼鏡白衣女（高校養護教諭）の話で、ほとんどこのカップルだけで物語が進むので読んでいるとなんかもう人間って全員眼鏡をかけて白衣を着てるものなんじゃないかと思えてきますね、ええ。

魔法少女かずみ☆マギカ 〜The innocent malice〜 (2) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)

読みづらい……　ここまで何が起こってるか判らない戦闘シーンは「BLAME!」以来だ……
かずみ☆マギカは徹底して魔法少女達内部で話を回していくのね。まどか☆マギカのラストによって最終的にすべての魔法少女達に「彼女」による休載が約束されていることが判るわけで、その中でどういう方向に話を持って行くのやら気になります。