偏読日記@はてな

本を読んだりゲームをしたり、インターネットの話をしたりします。小説も書きます。

魔法少女リリカルなのはStrikerS (2)

魔法少女リリカルなのはStrikerS The Comics 2 (2) (ノーラコミックス)

魔法少女リリカルなのはStrikerS The Comics 2 (2) (ノーラコミックス)

TV版では語られなかった主要キャラクターたちの背景設定の掘り下げと後日談なお話。
コミック版1巻がTV版の前日談だったのとあわせ、コミック+TVで「リリカルなのはStrikerS」と言う作品が完成した感があります。それが良いか悪いかは別として。


……と、そんな毒にも薬にもならない感想は置いておいて。
2巻の中で「機動六課の中で一番強いのは誰?」で課員たちが盛り上がるという話があります(Episode10)
その中ではやて二佐が、「殴り合いなら部隊内最弱」「魔力値が大きいだけで高速運用も並列処理も出来ない」「空戦も弱いので魔導師ランクは『総合SS』で取得した」なんて歪すぎる(魔導師としての)性能を持つ人だということが明らかに。


なのはStrikerSで登場する魔導師ランクの「空戦」資格は、ただ空を飛べるだけでは取得できる者ではないのではないかというのはTV版放映時の感想の頃から言っていたことです。
例えばそう、現実の「飛行機を操縦できる人」と「戦闘機パイロット」の違いのように。

その根拠は空に浮かべるはやてが空戦ランクを持っていない事から来ていたのですけれど、このコミック版でそれが裏付けられた形になりました。


そしてはやての歪さとその運用法について考えていたら、妄想が膨らみすぎて「八神はやて = AC-130」という説をTwitterに吐き出している俺が><

コミック版なのは StirikeS   2 巻を読んで、八神はやて = AC-130という説を提唱したくなった

Twitter / a_park: コミック版なのは StirikeS ...

単体で殴り合ったら最弱で「止まって大火力で撃つ」ことしか出来ない人が活躍できるというのは、絶対的航空優勢を獲得出来る米軍にしか AC-130 が運用できないようなものだよね

Twitter / a_park: 単体で殴り合ったら最弱で「止まって大火力で撃つ」ことしか出来 ...

他の空戦魔導師による制空権確保+データリンクによる支援を前提に 「システムの一部」 として戦うというのは、まさに「兵器としての魔法使い」を体現した姿だと思う

Twitter / a_park: 他の空戦魔導師による制空権確保+データリンクによる支援を前提 ...

良くも悪くも個人の性能に頼りすぎている他のキャラクター達と異なり、管理局の「システムの一部」となった時に最大の性能を発揮するはやては「軍事組織の歯車としての魔法使い」を端的に現した姿だと思うのは俺だけでしょうか?


……と、こんな事を書いていたらなのは熱が再燃してきた気がします。俺はホントにミリタリ魔法使いネタが好きだな。


<関連エントリ>

昔の記事を読み返してみたら関連記事が多すぎて笑いました。なにこれ。