まゆしぃがメインヒロインで無いと明言されて俺が涙目 - 「シュタインズ・ゲート 公式設定資料集」
シュタインズ・ゲート 公式資料集 (ファミ通Xboxの攻略本)
やみなべ祀弐で上京している間に届いていた「Steins;Gate」の設定資料集を流し読み。この手の本を買うのなんて「『マブラヴ オルタネイティヴ』公式メカ設定資料集」以来ですよ……ってつい最近じゃないか。
キャラクター設定やイベントCG一覧などの一般的な「ノベルゲームの設定資料集」的なコンテンツの他に、年表やシナリオライター自らが回答しているQ&Aコーナー等、世界設定・科学設定の面でもかなり充実していて満足でした。タイムトラベル関連の設定の疑問点はこのQ&Aコーナーでほぼ全て解決するのではないでしょうか。困った事があればなんでも「世界線の収束/アトラクタフィールド」で片づけているように思えるのは気のせいではないけれど、本編プレイ中からそれは感じていたのでもう気にしません。
なかでも俺が一番気に入ったのは世界線変動率ごとに出来事の流れを記した年表。混乱しがちな各ヒロインごとの世界線で過去に何が起きたか・未来はどうなるかが一覧で判って素晴らしいです。
その他、気になったところや面白かったところを箇条書きにでも。
- 最初はゲーム中の携帯電話でなく、実際のプレイヤーの携帯電話を通して操作するシステムの予定だった
- まゆしぃがメインヒロインで企画が始まり、紆余曲折を経て紅莉栖がメインになる現在の形に(途中で鈴羽がメインヒロインだったことも)
- ラボメンバッジは誰がデザインしたか? 等、意図的に時間がループする謎の部分を残している
- フェイリスルートのアナザー秋葉原は志倉千代丸氏が子供の頃に見ていた電気街としての姿のまま発展していたら、と言う希望
- 鈴羽の母親の名前は「阿万音由季」で腐女子 巨乳かどうかは不明
- フェイリスエンドの変動率は-0.275349でアトラクタフィールドΩ メーターに1の位が表示されないのは負の値だから
- 下倉バイオ(シナリオ構成協力)が初めてプレイした際、ストーリーを知っているのにもかかわらず気がついたら鈴羽エンドになっていた
- 林直孝(シナリオ)がフェイリスを評して「オタクにとってのアイドルみたいな感じで書きました」 工エェェ(´д`)ェェエ工
- 萌郁エンドが無いのは当初からの予定 プレイヤーからの同情の余地がないようにした
あと、余談ですが帯と組み合わさった表紙まゆしぃがかわいすぎて俺が悶絶。これは反則や……
こちら(=読者/プレイヤー)の方を見ているのがまゆしぃ・紅莉栖・フェイリスの3人だけというのに意味があるのではないか、と言う意見をどこかで見ましたがどうなんでしょうね。
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プレイ当時の感想記事たち。
勢い余って2009年の冬コミで発行したまゆしぃ本 完売したので全文公開してます。