アフタヌーン 6月号
げんしけん
いきなり最終回っぽくて驚いたら本当に次回(第50回)で最終回だそうです。
咲&大野さんの卒業記念コスプレ撮影会ですね。なんと異色の台詞フキダシ一切無し。
しかし台詞がなくても話を理解するのに全く支障が無いどころか、この場面このシチュエーションだったらこの人はこんな事を言うだろうというのがコマを見ているだけで勝手に浮かんでくるかのような構成の妙は相変わらずでした。
いままでのキャラクター造形が素晴らしかったと言うのもありましょうけど。
そして内心は欲しい(見たい)であろう咲のコスプレ写真から目をそらし、ひとり自嘲の笑みを浮かべる斑目があまりにも切なすぎてもう。
登場当時は典型的な「痛いヲタク」だった彼がこんな大人の行動を取れるようになっていると言うのが逆に見てて辛いですね。
就職したはいいものの社会人にもなりきれず、かといって古巣のサークルに顔を出してみても微妙に溶け込めきれていない斑目マジ不憫。
ハトのおよめさん
「ハトよめ」の事を日本のシュールギャグの最高峰なんて言っている記事を以前見た事がありますが、今月号の内容を読むとそう言われるのも当然な気が。
あの脈絡というものを全力でどこかに置き忘れたかのような会話と展開は何食ってたらこれ思いつくんだろうと毎月読むたびに思います。
あそこまで噛み合わない会話を作り出せると言うのはある意味凄いと思いますよ。今月号の3ページ目までの流れは神。
臨死!! 江古田ちゃん
なんと単行本が出たそうで。
ハトよめとは違う方向のシュールさが大好きです。
あと頻出するフィリピンパブネタや写真モデルネタ、テレアポネタは実体験なのか物凄く気になるんですけど。