ひぐらしのなく頃に解 祭囃し編
院試が終わったらやろう、と思って買っておいたら院試後の1ヶ月忙しくてプレイできなかったので今ごろ開始。
序盤の三人称の文章がこなれていないのにかなりの違和感を感じましたが、これまで通りのモノローグ&ダイアローグで構成される文体に戻ると同時に違和感も消滅。
単純に三人称を書き慣れてないというだけのようです。
が、だからこそ光るのはいつもの独白と会話で進む文章。
竜騎士07氏は悲痛な叫びなんかをを書かせると本当に上手いですね。
あんなのミステリじゃないとか超設定だとかさんざん叩かれながらも、一方でそれなりの支持を受けているのは単純に「読み物」として面白いから。
ようやくプロローグが終わって本編に入ったところですが、プロローグだけでも盛り上げては落としての抑制と開放のリズムが実に巧妙でした。
それと、一言だけ率直な感想を言わせて貰うと
そ の ナ ー ス 服 は 無 い だ ろ
昭和58年どころか平成18年でもアレはありえない。