偏読日記@はてな

本を読んだりゲームをしたり、インターネットの話をしたりします。小説も書きます。

「ギャルゲー主人公自動生成」の可能性

(前略) 片っ端からレビューを読んでいる限りでは、敢えて類型化しようとするなら数種類ぐらいに落ち着きそうな感じ(または数種類のパラメータに出来そうな感じ)もします。
が、今回のテストよりも複雑なその作業をやろうと思ったら、毎日毎日余暇を振り絞ってエロゲーをやってやってやってやりまくってREVさん達以上のプレイ範囲を体験しなければならないっぽいので、そんな野心的なことは考えないことにします。
女性キャラについてはRagnaみたいなデータベースが整備されているけど、男性キャラのデータベースらしきものは今の所引っかかりません。
残念無念ですが、あんまりそんな事は誰も気にしていない、ということなんでしょうか。

(文字強調・リンクURL付与は俺による)


このエントリを読んでいてふと思ったのは「ギャルゲーヒロイン自動生成」を以前作ったように、同種の主人公版を作ることの可能性について。


ほとんどの場合において1作品に複数人が出演するため、キャラクター間の差別化を図るべく多数の「属性」(俺の分類では9種類)を付与されている「ヒロイン」たちとは違い、1作品に1人しか居ない*1主人公には強烈なキャラクター付けが行われていることはあまりないような気がします。

少なくともid:p_shirokuma氏も述べているように「ヒロイン」たちに比べて構成するパラメーターが少なくてすむのは確か。

  • 家庭環境・社会的立場
  • 性格・行動的特徴

の2軸さえあればとりあえずは生成できてしまいそうです。
もちろん深みのあるキャラクター描写のためにはこれだけでは駄目でしょうが、プレイヤーとの同一性が重視されるような場合なら上記の2つを設定するだけで十分かもしれません。


が、「主人公自動生成」を作ろうにもギャルゲ/エロゲ主人公の包括的データベースなどもちろん存在せず、各作品の広報における「キャラクター紹介」の際にも主人公がスルーされることが多々あるお陰でデータが集まらないのはいかんともしがたいです。
「ヒロイン自動生成」で、
実在のキャラクターに対して使われている「紹介文」を要素ごとに分解して再構成すれば新しい「紹介文」を作る事が可能である
ということは実証出来てますが元のデータが無いとなんとも。


誰かRagna Archives Networkのように主人公に対してもデータベースを作ってくれたらそこから生成出来そうなんですけどね…

*1:偶に複数居たりもしますが、「ヒロイン」が1人しか居ない作品同様例外として扱います