偏読日記@はてな

本を読んだりゲームをしたり、インターネットの話をしたりします。小説も書きます。

ファンタジーにおける呪文 = 世界を操作するプログラム言語

秋元@サイボウズラボ・プログラマー・ブログ: Vistaの音声認識でPerlプログラミング


でアップされている上の動画を見て、「魔法の呪文」よろしくプログラムコードを唱えるっていう設定を思いつく俺。


動画では普通の英単語の変数や制御構造を使って書いているので動作は判らずとも読むだけなら誰にでも出来ますけど、正規表現が混じったperlスクリプトは知らない人にはもはやただの呪文にしか見えないかと。

$perl -i.bak -0777 -pe 's/q{[^"'<>]*(?:"[^"]*"[^"'<>]*|'[^']*'[^"'<>]*)*(?:>|(?=<)|$(?!\n))}; #'}}}}/tag/mg' log.txt

これが文法上正しい*1と言うのが恐ろしいです。


有名なところでは「涼宮ハルヒの憂鬱」にはSQLを唱えるキャラクターが出てきますし、いまさら俺が言うまでもなく「呪文としてのプログラム言語(に類するもの)」という概念は昔からあるものでしょう。

が、字で書いた見た目の呪文っぽさでは(perlを含む)正規表現混じりのコードに敵うものはそうそう無いと思います。使い手にとっても呪文ですしねあれ。
漫画やなんかの「魔法詠唱」シーンで上記のコードのような「呪文」が流れたら斬新で格好良いと思うのは俺だけでしょうか?


一つ難点を言えば、実際に口に出して唱えると「ダブルクォーテーション、ダブルクォーテーション、かっこ、かっこ、シングルクォーテーション、クエスチョン……」となってしまってはなはだ締まらないことですかね。アニメには使えないか。

*1:はず。 動作テストやってないので実際に動くかどうかは不明