- 出版社/メーカー: ニトロプラス
- 発売日: 2007/01/26
- メディア: DVD-ROM
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優しい月の光と、聞こえない音楽に身を任せ──
人狼と人形はいつまでも踊る。
死が、ふたりを迎えるその日まで。
コンプしたのはだいぶ前ですが感想書いてなかったので。
詳しいことは本家サイトの正規レビュー記事で書くので、各ルートの雑感でも。
1st:ノエル 日常回帰エンド
途中まで誰ルートに入っているのかさっぱり判らないくらいノエルの影が薄くなったりもしましたが、群像劇を謳う以上これでもいいのかな、と考えながらプレイ。
気持ちの良いハッピーエンドでした。そしてアンナさんの末路に涙。
2nd:アンナ 人形エンド
ルートに入るのにだいぶ苦労した後にクリア。
このエンドの後は、主人公ロメオはきっと自動機械人形趣味の変態おじさんとして皆に後ろ指さされて生きていくことになりそうですね(笑)
3rd:ノエル 教会ED
もう一つのルートと比べて実に悲壮感溢れる終わり方。
が、マフィアから抜けた男と彼に出会ってしまった女の行き着く先としては実に相応しいものでもありますね。
そしてここでもアンナさんの末路に(略
4th:アンナ 人間エンド
「わおーん」 ただひたすらこれに尽きます。
アンナルートは基本的に相当なハッピーエンドなんですが、なかでも人間エンドの甘さには体がかゆくなってきそうです。わおーん。
5th:レベッカ 帰還エンド
レベッカルートも入るのが難しかった、というかノエルの場合と話がほとんど変わらないのでどっちに向かってるのか判らなかったです。
アンナの2つのエンドが「甘い」終わりならこちらは底抜けに「明るい」終わり。こういうのもいいですね。
6th:レベッカ 頭領エンド
帰還エンドとはうってかわって寂寥感溢れるお話に。やってることはほとんど変わらないのにね。
何気に大人ノエルを見れるのはここだけだったりします。
7th:ルナリア リセットエンド
ルナリアかわいいよルナリア(a-parkさんはあまりのショックにおかしくなってしまったようです)
8th:ルナリア サーカス団エンド
アンナルート2つが「甘い」、ノエル教会・レベッカ頭領が「悲しい」、ノエル日常・レベッカ帰還が「明るい」終わりだとしたらこれは「美しい」エンディング。
全てを失い、だからこそ唯一のこる絆がかけがえの無いものになるってか。
ラストの月をバックにしたCGからエンディングテーマへの入り方は鳥肌が立ちましたよ。
俺が一番好きなエンドはこれです。
ここしばらくNitro+の新作がなんとも微妙な出来のものばかりで、この「月光のカルネヴァーレ」も買うかどうかだいぶ迷ったんですが結果としては大成功。
手放しで絶賛というわけにはいきませんが、それでも十二分に楽しませてもらえました。
今回のシナリオライター下倉バイオ氏の次回作が楽しみですね。虚淵シナリオのゲームはもう出なさそうだし(泣