日本初(?)の人力飛行機サークルライトノベル企画が進行中
人力飛行機が登場するフィクションは数あれど、現実世界の日本での「鳥人間コンテスト」を扱ったものはなかなか見たことがありません。
最近では「人類は衰退しました」(6)が鳥人間コンテストを題材に取ったと話題になりましたが、これも現代日本が舞台ではなし。
近未来の日本を舞台にやたら微に入り細にわたる人力飛行機描写が目立つ「旅に出よう、滅びゆく世界の果てまで。」なんて作品もあるとはいえ、こちらで人力飛行機を飛ばす舞台は鳥人間コンテストではありません。
俺の知っている中では、PCゲーム「さよならの微笑み2」が大学の人力飛行機サークルを舞台にし、作中で鳥人間コンテストに出場する唯一の作品ですね。
……と、そんな人力飛行機/鳥人間フィクション界に颯爽と現れた新星が。
「アキカン!」の著者、藍上陸氏のBlogに書かれていた次回作の企画についての記事です。
何でも次回作は秋葉原にある高専を舞台にした人力飛行機サークルの話だとか。作中で鳥人間コンテストに出場すると明言はしていないものの、「鳥人間コンテストの話を書こうと思って資料を集めている」という記述があるからにはやはり出場するのではないでしょうか。
しかし、自分で作っていた頃から「誰か人力飛行機サークルを舞台にしたラノベを書けよ」と冗談を言い続けてはや数年、まさかそれが現実になるとは……
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あまりに細かすぎて経験者以外にはわからない描写が多発するのにたまげ、現役時代の写真を使って検証記事を書いてしまいました。
学生時代に自分で鳥人間コンテストに出た時・サークルの後輩たちが鳥人間コンテストに出場するのを観戦しに行った時の記録。
出場者の目から見た鳥人間コンテストはこんな感じです。