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偏読日記@はてな

本を読んだりゲームをしたり、インターネットの話をしたりします。小説も書きます。

艦これオンリー同人誌即売会 in 大湊 - 砲雷撃戦よーい!8参加レポ

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艦隊これくしょん - 艦これ - オンリー 「砲雷撃戦!よーい!」

昨年11月の呉、今年2月の舞鶴と大日本帝国海軍ゆかりの地で開催されてきた艦これオンリー同人誌即売会が、ついにこんどは大湊へ。これまでと比較しても突出して交通の便が悪い会場に、これで本当に人が来るのか……と危惧を胸に抱きながらの参加となりましたがその実は!? ということで大湊オンリー参加レポです。



4/5(前日)

飛行機で行った呉・舞鶴とはうって変わり、比較的近い大湊にはフェリーで行ってみることにしました。今回使ったのは苫小牧-八戸間で運航しているシルバーフェリー
乗り込んだ船はシルバークイーンでした。

いつも帰省の際に乗っている苫小牧-仙台航路の太平洋フェリーと比較してだいぶ船そのものが小さいので、いろいろなところがこぢんまりしていて設備もちょっと見劣りするところがあり。奥まった区画の通路がやたら狭くて驚きました。
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フェリーの船内には24時間営業のオートレストラン」があると知り、喜び勇んで行ってみるとなるほど立派な内装でしたが……
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その実、料理は自動販売機が並んでいるだけでした。オートレストラン、ってそういうことなのか。俺の期待は……
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深夜0時頃に出港、2等船室で夜を明かしたあとは他に食事をするところが無いのでオートレストランのやきそばで朝食。
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レストランから自宅のデスクトップPCで起動している艦これをリモートプレイして遠征管理する艦これおじさんの鑑。下北半島に近づいたのでこのあたりから携帯電話とイーモバイルが繋がるようになりました。
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朝8時頃に八戸港に到着、バスで本八戸駅に向かいます。八戸から大湊(むつ市)へ向かうにあたり、列車だと本数が非常に少なく移動の自由度が低いため今回はレンタカーを借りることにしました。
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こいつが今回の遠征で活躍してくれたデミオ
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八戸から直接むつ市に向かっても芸が無いので道中で観光をしていくことにしました。
鶴亀屋食堂 (名物マグロ丼) - 浅虫温泉/定食・食堂
下北半島の付け根からやや西、青森市街との間にある浅虫温泉にある大盛りマグロ丼で有名なこの店で昼食です。
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大盛りマグロ丼とウニ丼で迷った末にウニ丼を選択。マグロはいま漁期じゃないけどウニは取れたてという話だったので。


青森在住の@kp_a0ikuma氏と合流して青森市観光(中心街のアニメイトと市郊外のエロゲショップに行った)したり、艦これ未プレイの氏にプレイ画面を見せたりしてました。一切プレイしていない人がどういうゲームをイメージしているかを聞くのは面白かったですね。
しかしアニメイトは日本全国どこに行ってもアニメイトでした……  あと、市街地郊外の国道沿いの風景ってのは驚くほど日本のどこに行っても同じなんですね。頭では判っていても、青森市の郊外の国道沿いで実家の宮城や、呉や、舞鶴を訪れた際に見たような風景を目にすると混乱してしまいます。切り取って日本中のどこに貼り付けしてもそのまま成り立ちそうな、あの風景。


kp氏と別れたあとはむつ市に向かってひたすら下北半島西岸を北上。
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左手に陸奥湾、彼方には風力発電風車が並び、なだらかな丘陵の中を伸びる直線道路を走るのは気持ちの良いものでした。自分で運転していたので風景の写真を記録として残せなかったのが残念です。


ホテルにチェックイン後は今回のオンリー同人誌即売会主催による前夜祭に参加しました。
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前夜祭はむつグリーンホテルの宴会場を使っての立食パーティーでした。前夜祭を開催するとの報を最初に知ったとき、果たして誰が参加するんだ? と思ったものの実際は70人近くが集まっての大盛況でした。周りの参加者と話してみると地元の方から関東から遠征してきた方まで様々で艦これの人気のほどを思い知る次第。


前夜祭の余興として主催の持ち込んだPCを使い、会場ステージのスクリーンへプロジェクターで投影しての大型建造祭が始まります。
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残り17分(=まるゆ確定)の表示と共に会場にわき上がる「まるゆ!」コールの中で誕生するまるゆ。会場が謎の一体感に包まれたのが面白すぎましたね。
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会場の声に後押しされて大型艦建造を繰り返したせいで全資源が一桁になった方などもおり、集団心理の恐ろしさをで肌身で思い知った会でした。


4/6(当日)

ホテルの部屋からむつ市街を望む。
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今回宿泊したむつグランドホテルは市街地を見下ろす山の上にあり、部屋の向きもちょうど良く窓いっぱいに写真のような風景が広がる最高の立地でした。
吹雪だったかと思えばすっかり晴れたりと、むつ市の天候の移り変わりの激しさをこの朝だけで思い知りました。


準備をしてデミオに荷物一式を積み込んでいざ大湊へ。自家用車だとこういうときに自由に動けるのがとても楽でした。
会場となったみどりのさきもり館は、元はむつ市学習センターだったのを改修した市民向け施設で一言で表現するなら地方都市郊外地区の公民館のような建物。
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俺が入ったB会場はこのくらいの広さ。一般にイメージされる同人誌即売会の会場とは比べものにならないほどの狭さで入ったときは面食らいました。
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B会場に22サークル、隣の部屋のA会場に16サークルで合計38サークル。ただし数サークル欠席があったので参加サークル総数は30強、というところでしょう。


地元商工会協賛の元に開催されたイベントなので会場の外には物販コーナーが設けられ、傍らではその日の朝に採ったホタテを焼いて無料配布していました。俺もさっそく一つもらって食べましたよ。
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物販コーナーで売られていたブルーベリー大福。色が紫色でも味はごくふつうの大福でした。あまりブルーベリーという感がなかったです。
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同じく物販コーナーで売られていた海軍カレー弁当。あまりに売れすぎてスプーンが無くなってしまい俺は箸で食べました。
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10時頃に会場に到着、30分ほどで設営を済ませたあとはホタテを食べたり、みどりのさきもり館の館内を見て回ったり、時を追うごとに長くなっていく開場前待機列におののいたりしながら即売会の開始時間の12時まで待機していました。


この日のスペースの様子。即売会の開始時はこうでしたが……
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約1時間後にはこう。
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あとから聞いたところによると12時開場の時点で入場待機列が約300人、合計で600人ほどの来場者があったそうです。コミケと見まがうばかりのペースでスペースに人がやってきて、いま自分がいるのが大湊だというのが信じられませんでした。あの数が1時間で無くなってしまうとは……


開場から2時間ほど経つと人も減ってきたのでコスプレ撮影へ向かいました。
普段は「自然学習室」の名目で種まきや花苗の植え付け、育苗や挿し木に使われている部屋がコスプレ用のスペースになっていました。採光のために大きな窓を備え付けたこの部屋は、結果として素晴らしく光が入るコスプレ撮影向けの環境になっており嬉しい誤算でした。だいたいこの手の小規模イベントでのコスプレ撮影というとホールの片隅の暗くて狭いところでやることになるので、広々とした部屋で目一杯の光と共に海をバックに撮れるなんて良すぎましたよ。

撮影させてもらったのは以下の二人。


エラー娘(CN:嘘月はにたん)
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龍田(CN:ゆゆさん)
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同人誌も委託分完売、自サークル分も数冊を残すのみとなり、コスプレ撮影も済ませて大満足、あとは帰るだけ……というところで護衛艦見学の受付時間が延長されたとの報がここで入ってきました。
大湊オンリー合わせの護衛艦見学は受け付け終了がだいぶ早く、一般参加ならともかくサークル参加ではスペースを空けるわけに行かないので参加できないだろうと諦めていたところでした。
しかし嬉しいこと受付時間を延長してくれたので、俺もスペースを撤収してすぐ近く(会場を出て道路を渡った向かい)の海上自衛隊大湊基地へ。記帳してしばらく待たされたあと、バスに乗せられて港へ向かいます。

「おおよど」の甲板に上げてもらって艦橋前の単装砲のあるあたりに集められ、そこから周りを眺めたりしていました。
残念ながら艦内の見学はこの日は無し。(前日はやっていたとのこと)
コスプレイヤーの皆さんもコスプレのまま一緒に来ており、「おおよど」単装砲の前に艦娘が並んで記念撮影というまずここで無いと撮れない画があったんですがレンズの関係で上手く収められず写真は無し。申し訳ないね。
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朝から同人誌即売会に参加して、持ち込んだ本をほとんど売り切って、コスプレを綺麗に撮影して、護衛艦まで見学して、予定していたことは全てやりきったところでまだ夕方。




まだ時間が有るので本州最北端の大間岬まで行ってみることにしました。


むつ市から大間岬は一本道を道なりに進むだけなので、思い立ってからすぐに出発して暗くなり始めた頃には俺は本州最北端に立っていました。
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むやみに風が強く、やたら寒かったということばかり記憶に残っています。あと、過去に訪れた宗谷岬と同じくここも「本州最北端の○○」ばかり周りに建っていてどこも同じだなと思いましたね。


圧倒的な風の強さに追われるように岬の近くにあった食堂に入ってマグロ丼を夕食に食べました。漁期から外れているので冷凍マグロになってしまいやや生臭かったのが残念。マグロの漁期に来るべきでしたね。
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食事を追えた頃にはすっかり暗くなっていたので大間町海峡保養センター温泉に入って身体を休めて来た道を引き返してむつ市へ。
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行きは明るかったのでさしたる問題の無かったこの道、帰りは街灯がほぼ無い漆黒の闇の中を自分一人だけで走ることになり怖いのなんの。大間岬からしばらくは海とガードレールだけで遮られた道なので海に落ちるかとひやひやしながらの走行でした。もうやりたくない……


4/7(翌日)

最終日のこの日はむつ市内を観光したりする予定だったのがホテル出発の遅れ&忘れ物をしていったんホテルに引き返したために時間の余裕が全くなくなってしまい、何も出来ないまま八戸へ直行。ただ移動しているだけの日でした。


出港するフェリーの船上から八戸港を望む。雪解け水で濁った川が流れ込んでいるので海が泥色になっているのが印象的でした。
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過去の呉、舞鶴と比較しても突出して交通の便が悪い大湊開催と言うことでせいぜい100人も集まれば良いところだろう、同人誌即売会というよりは参加者が同人誌を持ち寄る大規模なオフ会のようになるのではないか。参加する前の俺はそう思っていました。
それがやってみたら600人ですよ。ちょっと信じられません。
「大湊」がゲーム中にも登場する縁の地であること、同人誌即売会などほとんど開催されない北東北という地域そのものの需要を掘り起こしたこと、地元商工会と自衛隊の全面支援のもとで物販と護衛艦見学を組み合わせた同人誌即売会に留まらない艦これ総合イベントと化していたこと。
これら全てが合わさりあれほどの大成功を収めたのでしょう。それを、現地で自分の身で体験することが出来て本当に良かった。