偏読日記@はてな

本を読んだりゲームをしたり、インターネットの話をしたりします。小説も書きます。

鳥人間コンテスト 30th ANNIVERSARY DVD-BOX

やっとのことで全編視聴。90分×3は長いね。
ちっぽけなハングライダーのような機体で80m飛べば優勝できた第1回から、琵琶湖の対岸に到達し折り返して発進地点が見えるところまで戻ってくる事すら可能になった第30回まで。
一度に見るととても同じ番組だとは思えません。
まさか第一回を企画した人も30年後にこうなるとは夢にも思わなかったでしょうね。

ただのTV番組でここまで技術を進歩させてしまった偉大な先輩達に心からの敬意と感謝を表したいです。


それにしても、

  • 滑空機での初の飛行距離100m越え
  • 人力プロペラ機での初の定常飛行成功
  • あまりにも長距離を飛行したため大会にGPSによる距離測定が導入されるきっかけを作る
  • 初の琵琶湖対岸到達
  • タイムトライアル部門の初回王者(かつ唯一の完走チーム)

これら全ての業績を「ミスター鳥人間」こと鈴木正人氏と彼のチーム「ヤマハエアロセプシー」-が達成しているというのは冗談としか思えない(前半は日大チームの一員としてですけど)

まさに「時代が変わるとき、彼らは常にそこにいる」という言葉が相応しいですよ。