偏読日記@はてな

本を読んだりゲームをしたり、インターネットの話をしたりします。小説も書きます。

ポスタースタンドが無いならその場で作れば良いじゃない!!

今年のコミケは奮発してA1ポスターをキンコーズで作っていました……が、入稿して1日くらい経ってから自分がポスタースタンド等の掲示手段をまったく持っていないことが発覚(この時点でコミケ3日前くらい)。
既に上京していたので東急ハンズあたりでスタンドを購入しようかと思い物色するも巨大すぎて持ち運べないものしかなく、窮余の策として俺が選んだのは板でスタンドを作ることでした。



コミケ当日、俺のスペースの後ろにそそり立つバルサ材製ポスタースタンド。写真で見るとなぜ自立しているのか信じられないレベルの薄さ。内実は東急ハンズで買った 600X80X3mmを5枚 600X80X5mmを2枚 両面テープとガムテープで組み合わせて作ってます。
前日の夜にホテルの部屋で仮組みし、頭の中でだけは完成形が見えていました。しかしまったく初めての試みであったので、本当にこれでポスターを掲示できるのかは最後まで確信が持てず。
なのでコミケ当日の朝、なんの問題も無く30分で組めてしまったのは驚きでした。バルサ材の剛性が高い方向に荷重がかかるようになっているので見た目の薄っぺらさ(3mm)に反して非常に強いです。正拳突きでもかまさない限り折れないはず。


バルサ材は人力飛行機の主要材料であるので、人力飛行機サークルに所属していた学生時代にはさんざん切ったり貼ったりしたものでした。その頃に培った「バルサ勘」とでもいうべき感覚、どういう風に組み合わせればどの程度の強度が出るかという感覚を未だ失っていないと確かめられたのはちょっと嬉しかったですね。


ちなみにこのバルサ材製ポスタースタンド、バルサ7枚+両面テープ+ガムテープ で材料費が1000円弱で済む上に分解すれば丸めたA1ポスターとほぼ同じサイズ、片付ける際は折って捨てればいいとなかなか便利。しかし「バルサ勘」の無い人、工作に慣れていない人が作るとかなり危ういので作り方を公開したりはしません。どうしても作りたい人、もし居たら写真から作り方を盗んでくれ。