偏読日記@はてな

本を読んだりゲームをしたり、インターネットの話をしたりします。小説も書きます。

「化物語」BD全巻をいまさら観てた

化物語 第一巻 / ひたぎクラブ【完全生産限定版】 [Blu-ray]
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友人から借りて化物語BDを数日掛けて全巻鑑賞。いやー、やっぱり俺この作品好きだわ。
……ただしアニメ限定で。

お話の根底にある倫理観や思想のようなものにはいまいち寄り添えないんですよね。表面的な、「女の子可愛い!!」「背景/演出すごい!!」だけで観る、視覚的イメージの奔流に浸る感じ。もともと西尾維新がだめなのもあり、小説で読もうとはあまり思いません。
特徴の一つである登場人物たちの掛け合いもいささか冗長に感じてしまうことが多々あり。アニメだと画面演出と合わさって観られるものになりますが、俺にはあれを文章で読みたくは無いですね。
しかし1話に1回くらいは不意に爆笑してしまう事があって、悔しいながらも「笑ったら負け」の精神で観ていました。

ちなみに萌えオタ的には ひたぎ>八九寺>>>ブラック羽川=神原>>>撫子=ノーマル羽川 くらいか。八九寺が遭う怪異が猫耳が生えるタイプのものだったらぶっちぎりで1位だったのに。


そして観ている最中にちょうど良くAmazonから魔法少女まどか☆マギカBD5巻が到着。そういえばこれ「化物語」と監督・制作スタジオ・メインヒロイン(?)の声優が同じなんですよね。
せっかくなので「化物語」と「魔法少女まどか☆マギカ」を連続で観てみると共通点も感じるものの、演出面でまどか☆マギカが恐ろしく中途半端に見える副作用も。斬新な視覚的イメージの奔流である化物語の直後だと、まどか☆マギカの演出が妙に色あせて感じるのです。
まどか☆マギカだけを観ているときにはちっともそんなことは思わなかったので、これは面白い発見でしたよ。


魔法少女まどか☆マギカ 5 【完全生産限定版】 [Blu-ray]
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