読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

偏読日記@はてな

本を読んだりゲームをしたり、インターネットの話をしたりします。小説も書きます。

円環少女(5)

感想

円環少女(サークリットガール)〈5〉魔導師たちの迷宮 (角川スニーカー文庫)

円環少女(サークリットガール)〈5〉魔導師たちの迷宮 (角川スニーカー文庫)

唾棄すべき平和を打ち壊して、戦争を始めよう。
この国の歴史は、曲がりくねった道だった。
今でもそうであることを、自分が勝者だと思っている敵と、脱落した同士と、子供達に、思い出させてやろう。

もとから年端も行かない女の子(魔法使い)を任務とはいえ死地に送ることの是非を問う結構ハードなお話でしたが、さらには学生運動上がりのテロリストの登場や、核爆弾による「東京」自体を人質に取ったテロなんて要素が入ってきて事態は急変。
主人公の立ち位置や何やらを含めかなり状況が急変したので、あと2巻くらいで今回の事件が終わったらシリーズ完結かな、という気がします。
少なくともこのあとに1〜3巻のような話を続けるのはまず無理でしょう。


人為的に「戦争状態」に持ち込むことによって平和に慣れた意識にリセットを、というと俺の中で真っ先に思い浮かぶのは「機動警察パトレイバー2 the Movie」辺りですが、あっちと違ってそれほど社会的問題に踏み込むということはせず。
あくまでも主人公とヒロインの関係性の問題、そして1巻からずっと継続しているテーマである「任務で子供を戦わせることの是非」のお話でした。

や、ラノベでガチに学生運動を扱う時点で相当チャレンジャーだとは思いますけど。


それにしても、1巻を読んだときにはまさかこんな方向に話が進むことになるとは考えもしなかったです。
最初からこっち方面に行こうと考えていたのだろうか。



しかしまぁ、「ウィザーズ・ブレイン」「魔法少女リリカルなのはStrikerS」に先日書いたミリタリ魔法使い燃えエントリ、そして今日の「円環少女」と我ながら最近ちょっと「魔法使い」という概念に心を捕らわれすぎたね。
そんなことばっかりしてると自身も違う意味で魔法使い(婉曲表現)になってしまいそうなので、だいぶ前から積んでる「犬はどこだ」&「本当の潜水艦の戦い方」読んでリハビリといきましょう。


<参考リンク>
偏読日記@はてな - 円環少女(3)


偏読日記@はてな - ウィザーズ・ブレイン4(上)-6(中) 他
偏読日記@はてな - ミリタリ魔法使い萌え
偏読日記@はてな - 魔法少女リリカルなのはStrikerS 1〜9話