「とらドラ!」シリーズ読了
2月の頭に1〜5巻を購入してから2ヶ月、ついに完結巻である10巻を読了。
途中でアニメ版の完結を待って小説を読むのを止めている期間があったのでこんなに長く掛かってしまいました。
アニメ版の最終話を見た後に小説版を読むのを再開し、8巻を終えた辺りで「この目の前にある2冊を読んだら、「とらドラ!」という物語は本当に終わってしまうんだ」と言うことに唐突に気付き、なんだか読み進めるのが怖くなってそのあとは妙に読み進められず。1〜7巻は2日に1冊ペースで読んでたのとは大違い。
「もう彼らの行く末を見られなくなる」のがとても残念に思えてきている俺がそこに居ました。
ついこの間までヒロインの姓「逢坂」が読めなかった(「おうさか」だとずっと思っていた)くらい興味の無かったのにね。
アニメ版20〜25話の感想や、小説8〜9巻の感想なんかもそのうちにきちんとした形で書きたいです。その他にも……何かやるかも。
とりあえずはアニメ版DVDを揃え、目の前にある「とらドラ! スピンオフ(2)」を読みますか。
(追記)
全十巻の表紙から大河が描かれている5冊を選んで時系列順に並べてみるとこれだけでおよそどんな話か判りますね。
机の上で試してみて、なかなか面白かったのでこちらにも追記。左から順に並べています。
1巻の棘のある可愛らしさから、葛藤を経て10巻表紙の安らかに満ち足りた微笑みへ。5枚のイラストで完璧に物語の流れが表現できてしまってます。
4巻と8巻で二度登場する実乃梨がほとんど変わらないのと対照的ですね。
そして亜美は……
これはちょっと手抜きじゃないのか。表情が違うと言えば違うのだけど、「同じポーズで表情を変えて感情の変化を表現」なんてたいしたものではなく、単純に絵柄の変化にしか見えないなあこれは。