砲雷撃戦よーい!二十八戦目 お疲れ様でした
久しぶりの当日コピー本新刊発行
遅ればせながらの報告となりますが1/22砲雷撃戦よーい! に参加していました。
1月の砲雷撃戦に参加するのは去年に引き続き二回目ながらも、今回は冬コミ発行の本を持ち込む他にイベント合わせの新刊コピー本を作ってみました。
ペーパーを作っていたつもりがA5版12ページの折り本が出来ていたの巻 pic.twitter.com/KEjXzvz1YY
— a-park@冬コミ新刊委託中 (@a_park) 2017年1月21日
キンコーズで当日朝にコピー本を刷る同人作家の図 pic.twitter.com/mD1XtTis8n
— a-park@冬コミ新刊委託中 (@a_park) 2017年1月21日
【こ-14 宇古木亭】1/22砲雷撃戦お品書きです。冬コミ新刊提督LOVE大井本、既刊の提督LOVE大井/北上本、同人作家秋雲先生ネタ新刊コピー本があります。
— a-park@冬コミ新刊委託中 (@a_park) 2017年1月21日
また、じとめふすきー(@cvegr )氏の新刊 「集合無意識下で形成された秋雲先生妄想への個人的見解」 を委託します。 pic.twitter.com/jZeUl5Cacq
最初はA4版のペーパー1枚くらいのはずが気がついたら折り本が完成していました…… 当日朝にキンコーズで新刊をつくるなんて久しぶりの体験。前にやったのはいつだったのやら。
なお、こちらの秋雲本は5月砲雷撃戦にて発行予定の完全版の序章だけを収録したものになり、1/22砲雷撃戦で完売したので今後の再版や委託の予定はありません。
コピー本に収録したのはあくまで序章ですので、こちらに大幅追加した正式版を5/7の東京 砲雷撃戦よーい!にて発行予定です。
乞うご期待!!
おまけの秋雲先生
【コスプレ】秋雲先生ビッグサイトの同人即売会に参加するの巻
— あこや (@akoya) 2017年2月1日
撮影:a-parkさん @a_park
このまえの砲雷撃戦でこういう感じのコスプレ売り子してました。 pic.twitter.com/od2A5H9DgW
https://t.co/x8q169onw5
— a-park@冬コミ新刊委託中 (@a_park) 2017年2月2日
即売会当日の朝にスペースに急ぐ秋雲先生に親しげに声かけたら「誰でしたっけ?」みたいに対応された勘違いオタク視点をお送りします
(艦これをプレイしていない方に解説しておくと、今回の新刊で扱った& @akoyaさんにコスプレ売り子してもらった『秋雲』はゲーム中であからさまに同人作家としてキャラクター付けされている艦娘です)
謹賀新年&Blog11周年
新年あけましておめでとうございます。
一般人もすなるblogといふものを、俺もしてみむとてするなり。 - 偏読日記@はてな
2006年にこの記事で開設してから本Blogもついに11年目に達してしまいました……11年!!?! この11年、俺はいったい何を……
もうこうなったら20周年まで頑張るしかないですね。まずは15周年達成まで。
2005年からの習慣にしているモナー神社へのインターネット初詣も完了。今年のおみくじは小吉でした。
【小吉】 (No.61143) モナー神社
願事 : 遅かれど思う通りになるべし
待人 : 来ず
失物 : 高き処にあり
旅立 : 慎重に行くべし
商売 : 売買ひかへめにすべし
学問 : 困難あり 心据えて勉強すべし
争事 : 初めは負ける
転居 : 其のまま居るが安全
病気 : 気遣い過ぎるは悪し
縁談 : 苦労するとも末は見込みあり 辛抱すべし
モナー神社、毎年1月にしかアクセスしないので今年こそは閉鎖しているだろうな……と思いながら行くと2000年代前半から変わらぬたたずまいのFlashが迎えてくれる
— a-park@冬コミ新刊委託中 (@a_park) 2017年1月11日
2003年の開設当時は時流に乗った最新のネタだったろうモナー神社も、2017年の今となってはもはや古代遺跡のような趨きがあります。それが「神社」という設定に妙にマッチしていて、今年は参拝(?)しながら妙な感慨にふけってしまいました。
冬コミお疲れ様でした&2016年振り返り
冬コミお疲れ様でした
東J-56a 宇古木亭 よろしいお願いします!! #C91 pic.twitter.com/jDbHg1jgNt
— a-park@冬コミ新刊委託中 (@a_park) 2016年12月29日
遅ればせながら冬コミお疲れ様でした!!
(本記事を書いているのは1/11です。さすがに遅れすぎました……)
今回の冬コミではこんな感じでいつものように艦これ・提督LOVE大井本を出していました。
自分が初めてコミケで艦これ本を出したのが2013年冬コミなので、もう7回もコミケの艦これジャンルで出ていることになります。あっという間の3年でしたよ。
冬コミ新刊はいつも通り書店委託もしております。会場に来られなかった方はこちらでどうぞ。
メロンブックスは店頭・通販両方にあるようです。とらのあなは通販のみ。
2016年振り返り
公私ともに変化の大きい年だった2016年の中でも特筆すべきは以下の二つでした。
同人活動
2016年の同人活動のピークは間違いなく5月に「コスプレイヤー島風鹿島妄想拡張ディスク」を出したことでした。初めてのカバー&帯付き新書、過去最長の分量になり、過去最高の発行部数。
あの本は、長く同人活動をしてきたなかである種の到達点だったと思ってます。
おかげで2016年後半はやや燃え尽きていたところがあり、夏コミ新刊がプレビュー版になったりしていました。2017年からは復活していきたいところ。
コスプレ撮影
2010年頃から細々と続けていたコスプレ撮影で、縁あってスタジオやロケに誘っていただくのが激増したのが2016年でした。腰を据えて数百枚撮るのはやはり経験を積む意味でとてもよく、そして新しい機材がどんどん欲しくなる原因でもあり。
2016年初頭にはEOS60D+スピードライト580EX IIだけだったのが、1年でカメラとストロボが更新された上に周辺機器が激増してバッグ一つまるまるカメラ用品に使う必要が出てきてしまいました。2017年はもう機材を増やさないぞ!!
ちなみにどんな感じのコスプレ写真を撮っているか知りたい方は俺のflickrをどうぞ。
park a’s albums | Flickr
逆に言うと上記二つ以外の活動がかなりなおざりになってしまったのが2016年でして(Blogも20回更新出来ませんでした)2017年はそのあたりもう少しバランスを取っていきたいですね。
「メロディ・リリック・アイドル・マジック」感想
メロディ・リリック・アイドル・マジック (ダッシュエックス文庫)
東京都沖津区―国民的アイドルグループ・LEDに叛旗をひるがえした女子高生アイドルたちがしのぎを削る街。高校入学に合わせて学生寮に入った「吉貞摩真」はそこが沖津区アイドルたちの根拠地であることを知る。しかし彼にはアイドルを好きになれない理由があった。一方、同じ寮で暮らす「尾張下火」は学校一の美少女「飽浦グンダリアーシャ明奈」に誘われ、アイドルグループを結成する。しかし彼女にはアイドルにまつわる暗い過去があった。言葉にできない二人の秘密が交錯するとき、アイドルの持つ真の力が明らかになる。メロディアスでリリカルなアイドル・熱血ラブコメディ、登場!
Amazonより
とある理由からアイドルどころか音楽そのものを忌避する少年と、一度はアイドルの道を選びながらも挫折した少女。
ひょんなことから知り合った彼らは、周囲の人間たちに巻き込まれ、巻き込み、アイドルグループ『メロディ・リリック・アンド・チューン』を結成していく──
(地下)アイドルとその(素人)マネージャー。表現者と、表現者を理解し支える者。
ほとばしる若い情熱に圧倒される実によい青春物語でした。
それにつけても石川博品は 本当に 文章が 上手い な
音声も動きも視覚的に表現できない文章だけの力でライブシーンを描写して読者の胸を打つってのがまず信じられないです。ことさらに美文を誇るのではなく、ごくありふれた表現、単語で語られているのに的確にこちらを刺してくるあの感覚。
デビュー作の「耳刈ネルリ」シリーズを読んだ時に衝撃を受けたあの『文章に力がある』とでも言うべき所がさらに洗練されて襲いかかってきて、序盤は数ページごとに休憩を入れていたくらいでした。
情景描写と心情描写をリンクさせて、流れるようにスムーズに「走っている」文章で高めてくこれこそ石川博品作品の真骨頂よ
— a-park@1日目J56a (@a_park) 2016年9月14日
メロディ・リリック・アイドル・マジックを読み返し、「好きな人がアイドルになってしまったら(略)死別するよりつらい。アイドルは選ばれし者しかなれなくて、死は誰もが行く場所だ」の一連のくだりの文章が冴えすぎていて震える
— a-park@1日目J56a (@a_park) October 26, 2016
好きな人がアイドルになってしまったら、テレビやBooble+の中にいて、会いに行けるアイドルで、でも会えなくて、死別するよりつらい。
アイドルは選ばれし者しかなれなくて、死は誰もが行く場所だ。
(P. 265)
軽妙な会話の掛け合いと、やたら精度の高い情景描写を通じた心理描写で基本回していったところでこういう異常に鋭く決まった叙情的表現が刺さってくるからたまんないんだよ石川博品の文章は
— a-park@1日目J56a (@a_park) October 26, 2016
作中で語られる『アイドル』は、現実で言うところのアイドルよりもっとアマチュア寄りの女子高生が女子高生の立場のまま活動していくものです。広義のガールズバンドと言っても良いかもしれません。
であるからこそ、「興業」としてではなく純粋に人前で歌い踊り観客を楽しませることを志向する彼女たちと、その情熱を理解して支えるマネージャーの彼、ふたりの主人公の純粋さのようなものが光るのだと思いました。
コスプレイヤー島風+鹿島 Special Edition DL販売開始しました
今流行の「コスプレイヤーモノ同人誌」の源流……「コスプレイヤー榛名」
その正統な続編「コスプレイヤー島風」「コスプレイヤー鹿島」「コスプレイヤー島風・鹿島 妄想拡張ディスク」の三冊がお得なオールインワンセットになって電子書籍で登場!!
というわけで、自分も設定・原案協力と小説版の執筆で参加させてもらっている「コスプレイヤー○○」シリーズの最新作がDL販売開始しました。榛名の次は島風・鹿島です!!
今回のSpecial Editionは、まりりんさん著の以下2冊の漫画と、
「コスプレイヤー島風」
「みんな撮るのに必死になっちゃって…ホントちょろ~い♪」
地方私立大の現役女子大生コスプレイヤー・チサ(同棲彼氏アリ)
即売会で上京すればカメコおじさんとホテル個撮&そのままアフター突入!!
そして突然の高額報酬撮影オファーの内容は…同人AV?
「コスプレイヤー鹿島」
「売り子ですか?ぜひやらせてくださいっ♪」
島風コスプレイヤー・チサ、次は鹿島コスへ参戦!
イベント&打ち上げでチヤホヤされて大満足!!
数多の童貞絵師を渡り歩く彼女の次なる獲物は…?
自分が執筆している上記の漫画と舞台・キャラクターを共有する小説。
「コスプレイヤー島風鹿島 妄想拡張ディスク」
鹿島コス売り子 / オタサーの姫 / 島風レイヤー / 即売会後オフパコ / 彼氏と同棲 / 同人AV コスプレ広場で微笑む可愛いあの娘の裏の顔とは…… 本書は『艦娘コスプレイヤー』を描いた小説同人誌です。
以上の三冊がセットになって割り引きもついております。
なおこれらは『現実世界で艦これの艦娘のコスプレをするコスプレイヤー』を描いた同人誌です。
『艦娘の島風と鹿島』は登場しません。ご自身の性癖と相談の上、賢くご利用ください。
DL販売先は以下の通りです(今後も順次追加予定)
内容サンプル
また、まりりんさん&自分でのコスプレイヤーもの作品の第1弾にして、コスプレイヤー島風/鹿島と舞台設定とキャラクターを共有する「コスプレイヤー榛名」も好評DL販売中です。
「『コスプレイヤー榛名 Special Edition』」/「まりりん」のイラスト
より深く楽しむためにこちらも合わせてどうぞ。