偏読日記@はてな

本を読んだりゲームをしたり、インターネットの話をしたりします。小説も書きます。

「ゲーム検定」とヲタ的優越感ゲーム

ゲーム検定! 日経エンタテイメント! をやってみました。
結果は以下の通り。

得点:51点(全国平均54点)
全国順位(11月23日 18時現在)29168位(47059人中)

ハードウェア 7/16
ゲームシステム&テクニック 16/28
キャラクター 8/15
ビジネス 12/26
雑学 8/15

あなたは「ゲーム大臣」

これだけの知識があれば、たいていのゲーム好きの人間とは楽しく会話ができるはず。しかし、この先、もっと深く広い知識を得ることで、世界はさらに広がるだろう。
貴方がもっとも詳しいゲームのジャンル:
   ゲームシステム&テクニック
貴方がもっとも詳しいゲームの年代:
   90年代後半から現在にかけての熟成期

ファミコンと同い歳の俺には前半が難しすぎ。
答えの見当もつかないので適当に選んだ選択肢がかなりの割合に昇るため、確信を持って答えられる問題だけに絞ったら30点くらいかもしれません。


そしてこの結果に俺のコンシューマーゲームヲタとしてのレベルの低さを思い知らされると同時に、思ったのは対象ジャンルに対する知識の多寡をヲタとしてのアイデンティの確立に利用してしまうことの危うさです。

これだけの知識があれば、たいていのゲーム好きの人間とは楽しく会話ができるはず。しかし、この先、もっと深く広い知識を得ることで、世界はさらに広がるだろう。

の文言が示すとおり、ヲタ同士の会話というのはバックボーンに対象ジャンルに関する膨大な知識があることと前提にしています。(ex.偏読日記@はてな - ネタを媒介にしたコミュニケーション、それはヲタの性)
そのジャンルに詳しいならではの上手いパロディなどで同好の士と盛り上がるのは実に楽しいもの。


しかしこれは「これだけの知識があれば」という何気ない一言が表すように、この程度のことも知らない奴は俺たちの仲間とは認めないという排他的な態度につながってしまうことも確かです。
対象ジャンルに対する知識の多寡を持ってして自分のヲタとしてのアイデンティティを確立するという方向に進み続けると、厄介な優越感ゲーム*1にはまり込んでしまうので注意の必要なところ。
知識はあくまでも知識だということに留意して楽しいヲタライフを送っていきたい所ですね。

*1:「こんなマイナーなネタについて詳しく知ってる俺SUGEEEEEE!!!!」とかそんな感じ