「偏読」を名乗るにしてもなんというかこう、もう少し手心というか・・・
というわけで、だいぶ前に買った「たった一つの冴えたやりかた」読了。
20年前の話だろうが面白いものはいつまでたっても色あせないものですね。
短編が3本収録されているんですが、ラストの「衝突」なんて本当に我を忘れて読んでました。俺はどうしてこう異文化コミュニケーションネタに弱いのだろう。
そして、
上記記事を見て挙げられている「初心者向け」の1/3くらいを既に読んでいることに驚きつつも、「あと2/3も読めるのがあるなんて最高じゃないか!」と無駄にポジティブになったり、
あんまり早川さんがうるさく言うものだから、じゃあちょっと真面目にSFでも読んでみましょうかという気持ちになった富士見さん。
coco's bloblog - 門前払い
早川さんのアドバイスを訊きながら面白そうなものを選ぶことにしましたが…
「今日の早川さん」でのこのやり取りに身につまされたりしているSF初心者ですどうもこんばんは。
少し前まではラノベと戦史書しか読まなかったのが、ラノベとSFと戦史書しか読まない人になってます。
「偏読日記」をblogタイトルにするだけのことはありますね。
が、今までの読書遍歴を思い出してみれば、
- 幼稚園生〜小学校低学年くらい
いわゆる「子供向け図鑑」にやたらはまって図書館のその手のコーナーにある奴ほとんど読破。
特に好きだった学研の「乗り物図鑑」*1なんて2年間くらい毎日読んでたので、しまいには書籍の体をなさなくなりました。ページをめくりすぎて本を疲労破壊させたのなんて後にも先にもこれだけです。
他にも突発的に「クレヨン王国」シリーズ全巻読破とかしてました。この頃から衝動で生きてたんだね俺。
- 高校生のとき
某大正の日本文学者にはまって1年かけて全集読破。
現代文の授業中に教師の話を無視して件の作家の本を読んでいた俺の痛さは今の比じゃないと思います。
というか、当時の言動を知る人の記憶を全て消したい。
これを書いているうちに封印した様々な記憶が浮かび上がってきたんですがうあぁぁぁぁぁぁ
- 大学生のとき
大学図書館の地下書庫に戦史叢書が全巻揃っているのを発見して読みふける。全巻・・・は流石に無理でしたがそこそこ読みました。
「a-park君どんな本を今読んでるの?」と訊かれてその時読んでいたのが戦史叢書「沖縄方面海軍作戦」だったので答えに窮したとか意味がわからなすぎです。
その余波としてバイト代を大日本絵画(その他)のハードカバー戦史書に注ぎ込みまくったりも。この頃買った奴らがいま本棚の中で場所をとってしょうがありません。
と、つねに極端から極端へ走り続けてきた俺なので、おそらく今の突発的なSFブームが去ったらまた違うものに突き進んでいくのでしょうね。
次はなんでしょう? 自己啓発書なんかにはまったらちょっと嫌だなぁ。
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*1:誕生日プレゼントでもらいました