最近の読書
風邪引いて寝込んだりなんだりの間に読んでいたものをまとめて感想。
- 作者: えすのサカエ
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2007/10/26
- メディア: コミック
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3巻までの「異常な状況にいる『異常な人』は『普通の人』」という感じで何とか見れた由乃の行動も、同年代の一般人にまぎれると異常さが引き立ちますね。
これまでは「未来日記」所有者同士の殺し合いという日常からかけ離れた状況に居たからこそなんとかなったものの、あれはもはや日常生活をおくるのが困難なレベルに達して居る気がするんですが。
そして窮地を切り抜けるための嘘でどんどんドツボにはまっていく主人公が可哀想過ぎます。
そもそもこの物語自体1巻で由乃に下手に甘い言葉を囁いてしまったからのものですし。
- 作者: 幸村誠
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/10/23
- メディア: コミック
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息を吸うように殺し犯し奪い、不名誉な生より戦場での勇敢な死を待望するヴァイキングたちは我々読者の常識・生活とはあまりにもかけ離れた存在なのですが、それを物凄く自然に描いているのはこのお話の本当に凄いところだと思います。
やってる事はとんでもなく酷いのに「残虐な民族」という通り一遍の描写になっていないと言うか。
それにしても毎巻で一回はある宴会シーンが本当に楽しそうです。自分で混ざりたくは無いけど。
毎回宴会シーンで喧嘩が殺し合いに発展してるしな。
- 作者: こいおみなと
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/10/23
- メディア: コミック
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「鳥人間コンテスト出場チームも感嘆の緻密な設定と飛行機描写!」という一体どの辺りの人間を対象にしているのか全くわからない帯に惹かれて買ってはみたものの……
一応俺も(元)鳥人間コンテスト出場チームの一員なんですが、何処で感嘆したらいいのか判らないよ。
そもそも「緻密な設定と飛行機描写」を売りにした話とは思えません。
それよりはむしろ周囲に理解されずとも自分の好きなこと(夢)を貫くお話とでもいいますか。
人力飛行機の話だと期待して買ったのに騙された気分です。何処にもそんなことは明記していないので誤解した俺が悪いとはいえ。
にしても、主人公が女装少年である必要はあったのでしょうか。
飛行機好きの男勝りの女の子でも全く不都合は無い気がします。今後はそれを生かした展開があるのかな?
恋のドレスは開幕のベルを鳴らして ヴィクトリアン・ローズ・テーラー (ヴィクトリアン・ローズ・テーラーシリーズ) (コバルト文庫)
- 作者: 青木祐子,あき
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2006/03/31
- メディア: 文庫
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このじれったい展開!そしてこのじれったい展開!(ハトのおよめさん風に)
少女小説というのは(主に)男ヲタ向けの一般ラノベとはまた違った味わいがありますね。これはこれでいいものです。
そして本シリーズを読んでいるおかげで次第にヴィクトリア朝服飾文化について知識が付いてきている俺。
一石二鳥とはまさにこのことですね。